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2025年8月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

 先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

■Google Analytics

2025年7月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

私事ながら今年はGoogle Analytics Certificationを更新するか迷いましたが更新完了させました。実は去年、選択問題の全ての回答が一番上の選択肢が答えとなっていて100点で通過したものの虚無感が酷かったので。今年はちゃんと改善されていました。

■Google Analytics

    2025年6月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

    最近仕事が忙しくなり更新が遅れてしまっています😪

    先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ■Google Analytics

    2025年5月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

    先月、今月と仕事が忙しくなり更新が遅れてしまっています。

    先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ■Google Analytics

    2025年4月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

      先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ■Google Analytics

    2025年3月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

     先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    今月はドキュメントに大きな変更はなかった

    ■Google Analytics

    • メモについて
      • レポートに注釈を入れるUAにあったメモ機能追加
      • API経由だとAdmin APIで追加可能
      • グラフの右クリックメニュー

    • イベントの命名規則
      • 予約済みのイベント パラメータ名追加
        • cid
        • currency
        • customer_id
        • customerid
        • dclid
        • gclid
        • session_id
        • sessionid
        • sfmc_id
        • sid
        • srsltid
        • uid
        • user_id
        • userid
      • 予約済みのユーザー プロパティ名追加
        • cid
        • customer_id
        • customerid
        • first_open_after_install
        • first_open_time
        • first_visit_time
        • google_allow_ad_personalization_signals
        • last_advertising_id_reset
        • last_deep_link_referrer
        • last_gclid
        • lifetime_user_engagement
        • non_personalized_ads
        • session_id
        • session_number
        • sessionid
        • sfmc_id
        • sid
        • uid
        • user_id
        • userid
      • 予約済みの商品アイテム パラメータ名追加
        • affiliation
        • cid
        • creative_name
        • currency
        • customer_id
        • customerid
        • item_brand
        • item_category
        • item_category2
        • item_category3
        • item_category4
        • item_category5
        • item_id
        • item_list_id
        • item_list_name
        • item_name
        • item_variant
        • promotion_id
        • promotion_name
        • session_id
        • sessionid
        • sid
        • uid
        • user_id
        • userid
    ■Google Tag Manager

    2025年2月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

      先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ■Google Analytics

    • レポートに表示される「(not set)」という値の意味
      • session_startイベントの無いセッションが発生する条件を追加
        • GA4 設定タグのトリガーが「初期化」トリガータイプを使用するように設定されていない場合に発生することがあります
    • 自由形式のデータ探索
      • 表オプションに「ネストされた行」追加
    • BigQuery Export のセットアップ
      • リージョン間のデータ移行についての記述追加
        • 「クロスリージョン データセット レプリケーションを使用して、データセットを別のリージョンに移行することもできます。データセットを移行すると、BigQuery へのリンクを削除しなくても、データセットを別のリージョンにコピーまたは移動できます。」
      • これ個人的に知りたかった
    • 自動収集イベント
      • アプリの自動収集イベント名が一部変更されています。従来のイベント名はiOSのみでAndroidは別のイベント名となる
        • firebase_in_app_message_action: Android版はfiam_action
        • firebase_in_app_message_dismiss: Android版はfiam_dismiss
        • firebase_in_app_message_impression: Android版はfiam_impression
      • first_visit / session_startイベントのパラメータ追加
        • client_id
        • ga_session_id
        • ga_session_number
        • ignore_referrer
        • page_location
        • page_referrer
        • page_title
        • traffic_type
    • データ削除リクエスト
      • 「コンバージョン レポート」項目追加
      • コンバージョンデータも削除されてレポートからも消える
    • データの更新頻度
      • 標準プロパティ(当日)の標準的処理時間が4~8時間 -> 2~6時間へ短縮
    • Consent type
      • ad_user_data: コンバージョントラッキングへ影響が出ることを明記
    • ファネル データ探索
      • 「(次のアクションなし)」に関する注意事項追加
    • User Deletion API の制限と割り当て
      • 削除リクエスト条件がシンプルに。今まではプロジェクトごとやIPアドレスごとなど細かく設定されていました
    • Google AdSense を Google アナリティクスに接続する
      • GAとAdsenseのデータ違い原因として以下追加
        • config コマンドが設定されていない
        • 接続済みのサイトタグを使用している
    • 費用データをインポートする
      • 必須フィールド: キャンペーンの参照元、キャンペーンのメディア、日付
    • オーディエンスのエクスポート データに関する想定
      • 「ユーザー数のレポート」項目追加

    2025年1月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

     先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ■Google Analytics

    2024年12月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

    本年もよろしくお願いします✋

     先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ■Google Analytics

    2024年11月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

    先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    リリースされてから全然話題に上がっていませんが「ユーザー提供データ」どんどん拡張されていますね。あとは「Fresh Daily Export」も全然聞きませんね...

    ■Google Analytics

    2024年10月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

      先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ドキュメント内の「ユーザー」は大体「アクティブユーザー」へ書き換えられています

    ■Google Analytics

    • データの更新頻度
      • 「前日のデータ処理のタイムライン」項目追加
      • データ分析可能となるのは昼前後、レポートで日次データが利用可能になるのは午後 3 時 30 分とのこと
    • カスタム チャネル グループ
      • プロパティごとの上限 > 各グループ内のチャネル数: 25 -> 50
    • セグメント ビルダー
      • セグメントの種類
        • ローカル セグメント
        • プロパティ単位のセグメント
        • カスタム セグメント
      • 「保存できるセグメントの数は、標準プロパティごとに最大 50 個、360 プロパティごとに最大 200 個です。」
    • レポートを共有、エクスポートする
      • 「レポートを CSV 形式または Google スプレッドシートとしてダウンロードする場合、ファイルに含まれるデータは最大 10 万行です。」
    • BigQuery Export
      • 「BigQuery Export types」の表が追加
      • 日次やストリーミングなどエクスポートタイプごとの処理時間や制約など
    • イベントについて
      • ヒント追加
      • 「ヒント: Chrome デベロッパー ツールを使用すると、グループ化されたイベントがサーバーに送信される前に、そのペイロード サイズを確認できます。」
    • 設定の制限
      • 「データのエクスポート」項目追加
    • リアルタイム レポート
      • 「ユーザー獲得の処理」項目の追加
    • 予測指標
      • 探索レポートですべてのユーザを指定しても「予測指標が利用可能なユーザー」と「予測指標が利用できないユーザー」に二分される
    • プロモーション レポート
      • ディメンションに「アイテムリスト位置」追加
    • オフライン イベントをインポートする
      • リードジェネレーション用のオフラインイベントテンプレート公開「Download the CSV import template for Lead Gen offline events」
    • オーディエンスの候補
      • 推奨イベントを活用を元にオーディエンス候補が表示される
      • ※直近Lead Generationまわり含め、推奨イベントを元にしたレポートなど機能が複数出てきているので、推奨イベントについては再度確認しておきたい
    • Google アナリティクスと Google 広告におけるユーザー数の相違
      • 「ユーザー識別スペース」項目追加
    • 移行ガイド: 初心者向け
      • 夏時間採用国に関する案内追加
      • 自動的に処理されるけどタイムゾーンの変更は、そのタイミング以降のデータにのみ反映される
    • BigQuery Export schema
      • 「session_traffic_source_last_click」の項目が大幅追加
      • 「publisher (Early access only)」追加
    • Measurement Protocol Reference
      • 渡すデータに「user_data」が追加
      • これは同意を得た顧客についてメールアドレスや電話番号などをsha256などの暗号化をしたうえで送るというもので、通常のGA4側にも3ヶ月程度前から導入されている
    • Google アナリティクス 360 の非サンプリング データ探索
      • 「Google アナリティクス 360 の各 GA4 プロパティでは、プロパティごとの 1 日あたりのトークンの割り当て数が 20,000 に、クエリあたりのトークンの上限は 5,000 に設定されます。トークンはそのプロパティを使用するすべてのユーザーで共有されます。」
      • ということで割当数が300 -> 20,000へ増加しています
    • Create a report
      • RunReportRequestを利用したデータ取得で1度に取得できるデータ数の最大が100,000 -> 250,000へ拡大されています
    • properties.reportTasks
      • samplingLevel項目が追加
      • reportTaskも機能が充実してきましたね
    • [新規]ベンチマーク

    2024年9月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

     先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ■Google Analytics

    • ユーザーに関する指標を理解する
      • 「1 秒以内に user_engagement イベントが検出されると、そのユーザーはアクティブ ユーザーと見なされます。」
    • ユーザーデータをインポートする
      • 「ユーザーデータのインポートの制限」項目追加: 最大 10 個作成
    • データ インポートについて
      • データ インポート タイプごとの上限が追加
        • 費用データ: 最大 5 個(すべてのインポート ソースで 1 GB)
        • 商品データ: 最大 5 個(すべてのインポート ソースで 1 GB)
        • ユーザーデータ: 最大10個
        • オフライン イベント: 最大10個
        • カスタム イベントデータ: 最大 5 個(すべてのインポート ソースで 1 GB)
    • データソースについて
      • 「既存のデータソースにデータを再インポートすると、以前にインポートされたデータは保持され、インポートされた新しいデータが追加されます。インポートされたデータに、以前にインポートされたデータと同じキーセットが含まれている場合、データは上書きされます。」
    • 除外する参照を設定する
      • 自己参照について
        • 「デフォルトでは、トラフィックが「参照 URL なし」ではなく自己参照の場合、参照元 / メディアは新しい参照元として測定されません。」
    • Suggested audiences
      • 推奨イベントに基づくオーディエンスが提供されるように
    • Google タグ設定を指定する
      • 「同意モードのオーバーライドを設定する」項目追加
      • データストリーム設定に存在する選択内容
    • イベントについて
      • イベントグループの各バッチには最大 20 個のイベントが含まれる
      • 「データが送信されるたびにイベントデータのサイズが 16 KB に制限されます。サイズの上限は、個々のイベントとグループ化されたイベントの両方に適用されます。」
    • 最適化案
      • 「おすすめの機能」「未使用または誤って設定されたディープリンクを修正して、コンバージョンを増やし、アプリのエンゲージメントを高める」「リリースのお知らせ」を追加
    • 設定の制限
      • 「アドホック クエリあたりの最大イベント数」項目を追加
      • アドホッククエリが何を指しているか...パッと見た感じ分からず
    • ユーザー獲得レポート
      • 表示指標追加
        • リピーター
        • 合計ユーザー数
    • トラフィック獲得レポート
      • 指標の一部計算式などを追加
        • セッションあたりの平均エンゲージメント時間: ユーザー エンゲージメントの合計時間 ÷ アクティブ ユーザー数
        • エンゲージメント率: エンゲージメント セッション数 ÷ 合計セッション数
        • 総収益: 購入額 + アプリ内購入額 + サブスクリプション額 + 広告収益
    • Audience size differences between Google Analytics and Google Ads
      • 「Identity spaces」項目追加
    • Google オーガニック検索トラフィック レポート
      • 「デフォルトの検索エンジンのリスト」追加
      • ドコモとか楽天など、日本のメディアもポツポツ載っていますね
    • レポートのスケジュールを設定する
      • 「スケジュール設定されたレポートを削除する」項目で1つだけ削除する方法の他に、一括削除方法を追記
    • About deep links
      • 「Implement missing deep links or fix misconfigured deep links」項目に「Misconfigured deep links」項目追加
    • データ探索ツールを使ってみる
      • 「期間を調整する」項目で、既定の期間、例えば「過去28日間」の場合は毎回レポートを開いたタイミングでの過去28日間ということで動的な期間なのに対し、カスタムの期間だと固定だという点を明記
      • GA4は当初、どちらも固定だったけど改善された機能。確かにヘルプに記載は無かったですね
    • [新規]トランザクション ID レポート
    • [新規]Access Google Analytics custom reports from BigQuery
      • Google Spreadsheet拡張を用いたデータアクセス

    2024年8月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

      先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    今月もそれほど大きな変更はない気はします。BigqueryテーブルにバッチID系のカラムが出来たのでシーケンス分析などは、よりやりやすくなったのではないでしょうか?

    そういえば最近GAの試験を100点でパスしたのですが、これ真面目にやるほどバカを見ますよね...

    ■Google Analytics

    2024年7月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

     先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ■Google Analytics

    ■Google Tag Manager

    2024年6月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

    先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    今頃になって「探索レポート」のラインチャートで任意の場所を拡大表示出来る事を知りました。あと7月1日の日本時間16時、UAのカウントダウンが0になる瞬間を画面で眺めていました

    ■Google Analytics

      2024年5月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

         先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

      ■Google Analytics

      ■Google Search Central

      GA4の比較保存機能がリリースされた

       今までGA4の各レポートで比較、すなわち「ずべてのユーザー」と「検索経由」など、様々な条件で比較する場合、都度指定する必要があったが比較条件を保存することができるようになった。これは待ってたアップデートです

      機能でいうとレポート上部にある、この部分です。

      レポートにアイコンが表示されていたり、比較機能を利用しようとした際に気づいた方も多いと思います。

      ■保存されている「比較」条件

      「比較」条件が保存されている場所は「管理」画面内の「データの表示」だが、各レポートで「比較」を行う画面から簡単にアクセスすることができる。


      ■デフォルト「比較」条件

      無料ユーザーは最大50個、360ユーザーは最大200個まで


      使い方に関してはGoogleのヘルプをご参照ください。

      2024年4月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

        先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

      引き続き「キーイベント」まわりと広告系レポートドキュメントの修正がありましたが、そちらは、英語版の追従なので無視しています。開発系ドキュメントが大量に更新していましたが、機能的な変更はほぼ無さそうでした。

      先月はそれほど変更点、多く無さそう。

      ■Google Analytics

      ■Google Tag Platform

      セッションの参照元・メディアは上書きされないが...

       既に議論され尽くした話かもしれませんが、今までに人からこんな事を聞かれたことがあります。

      Q. utm_sourceを付けたリンクを1セッション中に複数回踏んだ場合、過去の流入経路データはオーバーライドされるのか?

      それに対して、こう答えていました

      A. GA4は全て「イベント」で計測されていると何度言えば...。session_start イベントに紐づく流入経路が集計されるよ。

      以前からデータでも確認しておこうと思っていたものの、全然していなかったので今回は実際のデータを見ながら検証してみようと思います。

      ■アクセスステップと結果の分析

      今回は単純なパターンですがトラッキング用にutm_source / utm_medium / utm_campaignを付与して2回アクセスを行います


      1回目のアクセスは utmのパラメータで chrome_test1 と付けたものです。2回目のアクセスは utmパラメータで chrome_test2 と付けたものです。

      ※今回のテストではデフォルトチャネルグループがUnassigedとなります。特に何も考えずテストしていました。すみません。

      ■Google Analytics > ライフサイクル > 集客 > トラフィック獲得

      実際の「トラフィック獲得」ページを閲覧すると、想定通り「セッションの参照元 / メディア」には chrome_test1 しか表示されていません。

      chrome_test2 はどうなってしまったのでしょうか?

      ■Bigqueryのデータを見てみる

      Bigqueryから分かりやすいカラムだけ取り出したものが以下になります。


      event_nameが session_start と page_view の2つに対して page_view イベントとして、ちゃんと chrome_test2 が入っている事がわかります。

      このデータであればブラウザのGoogle Analytics画面で chrome_test2 を確認する方法はあるかもしれない...と思ったのですが、やはり「セッションの」と接頭辞が付いている時点で、イベントが session_start に限定されてしまうようで確認出来ませんでした。

      イベントスコープということでアトリビューション側なら確認出来るかもしれないとも思ったのですが、テストアカウントだからか現状確認することはできませんでした。ここはもしかすると可能性があるのかもしれません。

      ■まとめ

      ウェブサイト内でutmを用いたトラッキングを行っている等、アクセス経路を分析するために本来の使い方ではない利用法をしている方はデータの取り扱いに十分な注意をしてください。

      仮にブラウザで確認できないutmデータを確認したい、またはブラウザで確認できるutmデータは少なすぎる...などと感じている方は一度Bigquery側のデータをご確認ください。必要であればBigqueryを用いたデータ分析に切り替える必要が出てくるかもしれません。

      ウェブサイト内でutmを利用していなくても同一セッション内でユーザが色々とアクセスすることで同様のアクセスケースが出てくる事も十分考えられます。セッションの参照元やメディアの計測および集計の仕方が現状で問題ないかどうかは再確認したほうが良いかもしれません。

      【非推奨】多くの管理サイトをクロスドメイン設定してキーイベントを計測したい!

      ※ これは根本対策になっていません。ただの個人の感想です

      という注意書きをしつつ。ただの落書きとして...😂

      真摯さんのブログ「Googleアナリティクスのクロスドメイントラッキングは、あなたが期待しているものとは違うかもしれない」に関し、cidがオーバーライドされるため結論は賛同しますが、途中の説明は賛同しかねると思っておりました(内容修正される予定のようです)

      幅広くクロスドメイン設定すると意図せずcidが更新されて同一ユーザにも関わらず別ユーザとして計測されることで数値が滅茶苦茶になりますし、Googleも昔、注意喚起されていたように思うんですよね(記憶違いかもですが😐

      ただし!それでも「管理している多くのサイトでGAのタグを入れてクロスドメイントラッキングしたいよ~😣」という場合、Cookie名を変更するという暴挙が可能です。

      ■cookie名を変更し、Aサイト -> Bサイトへ遷移

      やりたいことは、こういうことでしょ?ということで。下のキャプチャはクロスドメイントラッキング設定した状態のAサイトとBサイトがあり、Aサイト ⇒ Bサイトへ遷移した時のcookieとそのvalueをキャプチャしたものです。(上がAサイト、下がBサイト)

      今回の設定

      今回は単純化して以下の設定だけとしました。

      • Aサイト: cookie名を変更したGA4ストリームIDのタグのみ埋め込み
      • Bサイト: cookie名を変更したGA4ストリームIDのタグとデフォルト設定のGA4ストリームIDのタグの2つを埋め込み

      ※デフォルトのcookie名は「_ga」

      ※変更後のcookie名は「tracker_ga」

      要するに...Aサイトでは tracker_ga cookieのみでトラッキングし、Bサイトでは _ga および tracker_ga の2cookieでトラッキングしている状態です。(破線は今回実装なし)

      ■設定方法

      GA4の構成にはcookie_prefixというものが存在します。これを活用することでデフォルトのcookie名を変更することが可能です。

      ■なぜ非推奨?

      一言で言うならば管理が煩雑になるからです。

      1. cookie名を変更したプロパティ側で表示されるユーザ数は正しくないため、_ga側のプロパティでユーザ数を取得する必要がある
      2. cookie名を変更したプロパティ側ではセッションキーイベントの計測程度にしか使えない(?)
      3. 別名のcookieを複数生やした時にどうなってしまうのか分からない...

      cookie名を変更したプロパティはブラウザでの閲覧を禁止にしてAPI経由アクセスやLooker Studioでセッションキーイベント確認専用としたいくらいです。

      ドキュメントに書いたとしてちゃんと守られるのか...という。

      他にも穴があるかもしれません。

      ■まとめ

      本番環境で実際に運用したことはありませんが、"クロスドメイントラッキングの適用は「Webサイトの一部機能が別ドメインで展開している場合」「複数ドメインだが実質的に一体化した運用のWebサイト」に留まった方がよい"という結論に完全に同意しております。

      この投稿は各方面からマサカリが飛んできそうな内容ですし、恐らくこういう使い方が想定された機能ではないと思います。また有料版のサブプロパティやrollupに関しては触れたことがないので分かりません。兎にも角にも「これはヒドイ」というコメントをお待ちしております😫