[検証中]Google AnalyticsのイベントトラッキングでオプションのuseBeaconからtransportへの変更

Google Analyticsのイベントトラッキングでオプション指定されている部分ですが、以前は「useBeacon」がありましたが、こちらが非推奨となり、新しく「transport」が用意されました。

useBeaconをtrue指定した場合、利用ブラウザが「navigator.sendBeacon」に対応していた場合は、該当API経由でイベントが送られますが、対応していない場合は通常のイベントトラッキングがされるというものでした。

今回新しく用意された「transport」ですが、イベントトラッキングに以下のように付けて利用します。

ga('send', 'event', 'click', 'download-me', {transport: 'beacon'});
ga('send', 'event', 'click', 'download-me', {transport: 'xhr'});
ga('send', 'event', 'click', 'download-me', {transport: 'image'});

今までの「useBeacon」は「transport : 'beacon'」に該当します。

■xhr指定

テストで「xhr」をオプションで指定したところ、「ネットワーク」でtypeがxhrとしてイベントが発火しました。


■image指定

image指定も問題なく、type「gif」で、長いリクエストURLの送信が確認できました。
リクエストヘッダーのAcceptは「image/webp」なんだな・・・と思いつつ、イベント送信を確認。


■beacon指定

これだけちゃんとした確認方法がわからず・・・。Chromeでのイベントリクエストで「Preview」タブを見る限り、「image」とも「xhr」とも違うデータになっているので、おそらく「navigator.sendBeacon」で投げられているとは思うのですが。



とはいえ、このイベントトラッキングのオプションですが、何も指定しなければデフォルトで最適なものを選択してくれるものになりますので、何か特別な理由がない限り使うことも無いとは思います。

useBeacon -> transportの変更アナウンスは2週間ほど前に出ていたのですが、ちょっと気になったので調べてみました。

Google Analyticsに「Related Products」設定がビュー設定画面にも追加

一部API側で先行してリリースされたので、ウェブ側での反映はいつかな?と思っていたのですが、24日のリリースに入っていたようですね。



ビュー設定のEcommerce設定に普通に入っていました。
こちら、eコマーストラッキングはもちろん必須となりますが、商品間の有意な関係を推定するため、ある程度のデータ量が必要と説明されています。

「トランザクションデータを基に関連商品のリストを自動的に生成します」という説明があるとおり、GoogleのCore Reporting API側に関連度スコアをmetricsとして持っていたりします。

もちろん大手のコマースサイトは独自にデータを統計処理して、このあたりの機能は実装しているか、もしくはレコメンド系サービス提供会社のツールを使っていることもあるかもしれませんが、中小企業においても、簡単に分析をしてマーケティングに活用できるようになるという点で、凄く面白い機能だと思います。

この機能、だいぶ面白そう。。。

Google AnalyticsにモバイルアプリビューにLTVが追加(4月9日)

4月9日にモバイルアプリビューにてLTV追加(help)されています。


まだ利用はしておりませんが、「Acquisition Channel」や「Acquisition Source」などのプルダウン箇所を変更することによって、検索経由やソーシャル経由などを比較して閲覧することが可能なようです。



ぱっと見た感じはコホートのレポートと似たようなデザインになっていますが、コホート同様データの「ダウンロード」メニューはないようですね。
コホートのテーブルデータ、表を単純にcsvにしただけでもいいので、ダウンロードしたい時があるんですよね。。。マウスのドラッグ操作という古典的な手法を利用したコピーは可能は可能なのですが。