2021年4月のGoogle AnalyticsとSearch Consoleドキュメント系アップデート

更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

■Google Analytics

■Google Search Console

■Google Tag Manager
  • ecommerceオブジェクト初期化コマンド追加
    • ecommerceデータを送る際には一度初期化推奨
    • dataLayer.push({ ecommerce: null });
  • サーバサイドタグのマニュアル設定
    • Dockerイメージを利用したマニュアル設定ページが出来ました
    • イメージ展開マニュアルだし、App Engine縛りが無くなったという事で大丈夫なはず
    • てっきりGCPが赤字だしGoogle Analyticsのネットワークを利用して顧客をBigqueryとApp Engineで刈り取っていくのかと思っていたけど

2021年3月のGoogle AnalyticsとSearch Consoleドキュメント系アップデート

  更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

全体を眺めてみて今月はそこまで大きな変更はないかなと思いました。全体では個人情報まわり、検索まわりだと「Index登録は検索結果への表示を保証しない」ことなど注釈として沢山追加されていました。

■Google Analytics help

  • [GA4] Event modifications and custom events
    • イベントの修正を行うシチュエーションとして、プロパティ間でのイベント名が違う場合やタイポ等を記載(Aサイトではsaleイベント、Bサイトではtransactionイベントとなっているものをpurchaseへ変更等)
    • 以前のヘルプでは少し分かりづらかったのですが、カスタムイベント作成でページタイトルに"Checkout"が入っているpageviewイベントに対してカスタムイベントを設定しコンバージョン設定を行う例も追記されています。
    • 制限事項の追加が以下2点
      • Modifications are processed before any custom events are processed.
      • You can't reorder custom events.
  • [GA4] Filter out internal traffic
    • CIDRって何?という質問が多かったのか考え方が詳しく説明されていますね。登録が大変という場合はアドレス空間について一度見ておいたほうが良いかもしれません。
  • 目標到達プロセスの分析
    • オープン・クローズの解説詳細追加。UAの管理画面にある目標設定のチェックボックスを思い浮かべると分かりやすい
  • アナリティクス アカウントの構成
    • ウェブデータストリームの作り方はちょくちょく質問・疑問がありますよね。先日Googleからは「ドメインごとに1つで良い」という話し方でした。ヘルプでの追記は次のとおり
    • 「ウェブデータ ストリーム: ほとんどの場合、1 個のウェブデータ ストリームを使って測定します。ドメインにまたがるウェブ ジャーニーの場合、一貫したユーザー レポートとセッション レポートを作成するには、クロスドメイン測定と合わせて 1 個のウェブデータ ストリームを使います。」
  • 予測オーディエンス
    • 「候補として表示される予測オーディエンス」追加
  • e コマース(GA4)デベロッパー ガイド
    • 微修正ですがキー変更がありました item_category_2 -> item_category2等
  • Quotas
    • (追記)Properties are allowed 120 potentially thresholded requests per hour. The dimensions userAgeBracket, userGender, brandingInterest, audienceId, and audienceName are potentially thresholded. Thresholds are applied to prevent anyone viewing a report from inferring the demographics or interests of individual users.
    • デモグラ情報のレポートを使っている方は影響受けるかもしれませんね
  • ユーザーデータについて
  • 商品データについて
  • About Data Import
  • Identify unwanted referrals
  • [新規]Google アナリティクスによるウェブサイトでの Cookie の使用
■Google Search Console help

■Google Tag Manager help
  • サーバー側カスタム テンプレートのアクセス権
    • access_bigquery追加
    • クライアント側ではsecret keyだけでなく色々問題があって実現しないと思いますがapp engineなのでbigqueryとも疎通が楽で良いですね。でもこれでサーバーサイドGTMのapp engine以外への展開を行う可能性は低くなった気はします。追加で仕様が出てくるかも...という方向かなと思います
  • サーバー側のタグ設定API
    • sha256Sync
      • サーバー側ではSync、クライアントテンプレートはSync無しのsha256という理解で良いのかな...?
    • Bigquery
      • サーバーサイドタグ側のBigquery APIを利用するとGAに取り込んでBQというルートだけでなく、GTMから直接欲しいログをBQへ取り込めるようになって便利ですよね
  • サーバーサイドタグGAのgetEventDataに個人情報追加

2021年2月のGoogle AnalyticsとSearch Consoleドキュメント系アップデート

 更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

■Google Analytics help

  • Custom dimensions and metrics
    • scopeがイベントとユーザだけということは今まで通りな雰囲気なんですね(Custom dimension and metric values are supplied by logged event parameters and user properties.)
    • セッションスコープとアイテムスコープは提供予定(Session, and item scoped custom dimensions and metrics are on the product roadmap.)。GA4のUA化!?(苦笑
    • イベントスコープは結局イベントパラメータ(Event-scoped custom dimensions and metrics take their values from the event parameters you collect via the Analytics measurement code. )
    • イベントスコープはpropaty-wideなんですねぇ(With event-scoped custom dimensions and metrics, parameters are identified for property-wide dimensions and metrics, allowing you to create a single dimension or metric based on a parameter and report on it for as many events as you wish.)
    • カスタムディメンション設定後24時間は(not set)となる
  • Apple の App Store データ開示要件に備える
  • Predictive audiences
    • 「Suggested predictive audiences」項目がガッツリ入ってきましたね
    • 現状はFirebase Analytics側のpredictionと同じような気がします
    • 日本語ドキュメントだとコレかもしれませんが少し古そう
  • [analytics.js]Cookie とユーザーの識別
    • analytics.jsを利用されている場合(GTM経由のユニバーサルアナリティクスも現状analytics.js)、これは重要なアップデートですね
    • cookieUpdate値のtrue設定と、cookieFlags値のSecure設定はすぐにやるべき。
■Google Search Console help

■Google Tag Manager help

2021年1月のGoogle AnalyticsとSearch Consoleドキュメント系アップデート

更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

日本語化されたドキュメントも結構多かったのですが一旦割愛。GTMでのイベント設定などいくつか重要なドキュメントが日本語化されている。今月のGAはコホートまわりが比較的多かったような印象。

■Google Analytics help

■Google Search Console help

■Google Tag Manager help

GA4のオーディエンス作成画面のディメンション選択ナビゲーションが変更

以前のナビゲーションがアプリ(Firebase Analytics)に寄りすぎていただけかもしれませんが、オーディエンスのディメンションナビゲーションが大幅に改善されました。

 


追加でに does not系のフィルタが増えたことでGUIだけで出来ることが一気に増えました。他の選択肢も一気に増えてはいるのですが、個人的に正規表現の除外パターンがどうしても欲しくて、二の足を踏んでいたところではありました。


ディメンションの選択によってフィルタもちゃんと変わるんですね


スコープまわり、これは変更されているかどうか記憶が定かではありませんが...同一セッションイベントのスコープは無かったような気がしています。これも嬉しいですね。



分析の上でオーディエンスの絞り込みが必須なことは言うまでもありませんが今回の変更でユーザのグルーピングや分析、広告連携等に関してもだいぶ幅が出てきたのではないかと思っています。

内部トラフィックの登録画面は改善されると思うけど現在大変ですよね...

内部トラフィックの設定画面、恐らくGoogle側で今後改善されるだろうとは思うのですが、現状少し大変だなと思う点は...

  1. データストリームごとに設定する必要がある
  2. IPアドレスのメモ欄が無いのでルール名が重要となる


という2点かなぁと感じています。

1点目は今までのGoogle Analyticsですと、一回登録を行っておけば別のプロパティに適用する場合、既存のフィルタとして選択するだけで良かったわけですが、現状そのような機能が存在しないので都度データストリームごとに設定が必要となっています。

2点目のIPアドレスにメモ欄が無いというのは、昔のAWS Security Group設定を思い出しました。AWSのSecurity Groupって要するに「どのIPにどのポートへのアクセスを許可するか」などを設定する画面なのですが、IPが羅列されていても「結局そのIPはどこのIPなの?」という問題が長年あって、外部のExcelシートなどでメモしていたような記憶なのですが4、5年前くらいに「メモ欄」が登場したことでAWSのコンソール内でメモ出来るようになったわけです。

今回内部トラフィックとして例えば「東京支店」と「大阪支店」を一つの内部トラフィックとして登録してしまうと「大阪支店のIPが変更になりました」というイベントに全く対応が出来ないので結局別々にルールを登録しておく必要が出てきます。

事故を防止する視点でも、除外されっぱなしで担当者不在になり放置されたとしても気付けるようにするために。それかExcel管理みたいな前時代的な方法に頼らざるを得なくなります。

他にも今後Google側で改善されていくんだろうなと思う点は多々ありますが、今のペースでどんどん改善を続くといいなという思いです。改善途中のプロダクトは結構見ていても楽しいですし、リセラーさん達も沢山フィードバックされているんだろうなと思い、生暖かい目で見ながら楽しんでいますが。


ところで、皆さんデータストリームってどういう基準で複数作ったりしていますか?(素朴な疑問)

カスタムイベント登録を忘れていても焦らないためにコピペじゃなくて「分析」画面で登録する

 そのうち改善されるのではないかとは思うのですが、「page_view」イベントに伴ってGoogle Analyticsへ連携される

  • page_location
  • page_referrer
など、Google側が測定強化として自動的に飛ぶパラメータ。これはカスタムイベントとして登録を行う必要がありますが、忘れて何を登録すればいいんだっけ?となった場合の対処方法として
  1. helpを見て登録する(自動的に収集されるイベント)
  2. 「分析」のセグメント作成画面から登録する
という方法があるかなと思います。
もちろんGoogle側が自動的に収集しているものではなく、Googleが推奨するイベント名だったり完全にカスタムのイベント名もあると思いますが、「分析」 > セグメント作成画面だとパラメータ名入力欄にカスタムイベントとして登録が必要なパラメータには「(登録)」という文字が表示されます。

※該当のカスタムパラメータがタグの設置等でGoogleのサーバに通知されていることが必要なようです。


ここの「(登録)」のメニューを選択すると、その場で登録することができます。登録直後は利用できなさそうなので少し時間を置く必要があるかもしれませんが、コピペで間違えたり打ち間違えるよりは良いのではないかと思ったりしました。

※セグメント作成は「分析」以外でも出来るので、もしかするとそちらからもポチポチっと登録出来てしまうかもしれません。