更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。
全体を眺めてみて今月はそこまで大きな変更はないかなと思いました。全体では個人情報まわり、検索まわりだと「Index登録は検索結果への表示を保証しない」ことなど注釈として沢山追加されていました。
■Google Analytics help
- [GA4] Event modifications and custom events
- イベントの修正を行うシチュエーションとして、プロパティ間でのイベント名が違う場合やタイポ等を記載(Aサイトではsaleイベント、Bサイトではtransactionイベントとなっているものをpurchaseへ変更等)
- 以前のヘルプでは少し分かりづらかったのですが、カスタムイベント作成でページタイトルに"Checkout"が入っているpageviewイベントに対してカスタムイベントを設定しコンバージョン設定を行う例も追記されています。
- 制限事項の追加が以下2点
- Modifications are processed before any custom events are processed.
- You can't reorder custom events.
- [GA4] Filter out internal traffic
- CIDRって何?という質問が多かったのか考え方が詳しく説明されていますね。登録が大変という場合はアドレス空間について一度見ておいたほうが良いかもしれません。
- 目標到達プロセスの分析
- オープン・クローズの解説詳細追加。UAの管理画面にある目標設定のチェックボックスを思い浮かべると分かりやすい
- アナリティクス アカウントの構成
- ウェブデータストリームの作り方はちょくちょく質問・疑問がありますよね。先日Googleからは「ドメインごとに1つで良い」という話し方でした。ヘルプでの追記は次のとおり
- 「ウェブデータ ストリーム: ほとんどの場合、1 個のウェブデータ ストリームを使って測定します。ドメインにまたがるウェブ ジャーニーの場合、一貫したユーザー レポートとセッション レポートを作成するには、クロスドメイン測定と合わせて 1 個のウェブデータ ストリームを使います。」
- 予測オーディエンス
- 「候補として表示される予測オーディエンス」追加
- e コマース(GA4)デベロッパー ガイド
- 微修正ですがキー変更がありました item_category_2 -> item_category2等
- Quotas
- (追記)Properties are allowed 120 potentially thresholded requests per hour. The dimensions userAgeBracket, userGender, brandingInterest, audienceId, and audienceName are potentially thresholded. Thresholds are applied to prevent anyone viewing a report from inferring the demographics or interests of individual users.
- デモグラ情報のレポートを使っている方は影響受けるかもしれませんね
- ユーザーデータについて
- 商品データについて
- About Data Import
- Identify unwanted referrals
- [新規]Google アナリティクスによるウェブサイトでの Cookie の使用
- 構造化データ
- Math Solvers
- Practice problems
- Google から情報を削除する
- 前月に引き続き今月も大きく修正がかかっていますね
- 動画のベスト プラクティス
- 動画に関するSEO動画公開に伴い整理された感じですね
- Add structured data to job postings
- Education and experience properties (beta)追加
- Book
- 日本のE-CODE追加。ISBNの欠点を補ったようなcode体系になってるんですね。日本独自というのが残念ですが、初めて知りました。
- URL検査ツール
- ライブテスト周りの記述ががっつり増えていますね。ライブテストはIndexされることを意味していない等、注意事項や表示される内容に対する記述等
- [新規]自動化されたクエリ
- [新規]Google でウェブストーリーを有効にする
- [新規]ウェブストーリーの作成に関するベスト プラクティス
- [新規]Google 検索で教育サイトを見つけやすくするためのおすすめの方法
■Google Tag Manager help
- サーバー側カスタム テンプレートのアクセス権
- access_bigquery追加
- クライアント側ではsecret keyだけでなく色々問題があって実現しないと思いますがapp engineなのでbigqueryとも疎通が楽で良いですね。でもこれでサーバーサイドGTMのapp engine以外への展開を行う可能性は低くなった気はします。追加で仕様が出てくるかも...という方向かなと思います
- サーバー側のタグ設定API
- sha256Sync
- サーバー側ではSync、クライアントテンプレートはSync無しのsha256という理解で良いのかな...?
- Bigquery
- サーバーサイドタグ側のBigquery APIを利用するとGAに取り込んでBQというルートだけでなく、GTMから直接欲しいログをBQへ取り込めるようになって便利ですよね
- サーバーサイドタグGAのgetEventDataに個人情報追加
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