Googleウェブマスターヘルプのページ更新日付取得用Google SpreadSheet


Googleウェブマスターヘルプはウェブ担当者なら必ずチェックすべき!とされてはおりますが、毎日チェックするわけにも行かず、結局どこが更新されたの?という事になりますよね。

有名なSEOブロガーやSEO業者のサイトで見るのもイイですが、どうせなら自分でチェックしようと思い、Google Spreadsheetでページ内に記載されている更新日時を取得する関数を書いてみました。

対象は
・コンテンツガイドライン
・一般的ガイドライン
の2つです。

ページの追加等があれば、別途手動対応が必要ですが・・・

ウェブマスターヘルプ更新日時Spreadsheetはこちら

【読了】伝える力 (PHPビジネス新書)

伝える力 (PHPビジネス新書)

長い間ベストセラーとなっている本書ですが、私自信、池上さんの本を読むのは初めてでした。

本書ではタイトル「伝える力」ということで、人に物事を伝えるために話し方や聞き方などのコミュニケーションの仕方だけでなく、文章で伝えるというビジネスで頻繁にある行為をもう一度見つめなおすきっかけとなる本です。

本書にある通り、「人は誰でも、おもしろいことや感動したこと、珍しいことなどを見たり、体験したりしたときには、他の人に伝えたくなるもの」なのです。しかしながら、うまく伝わらない事もあり、自分も相手もがっかりした結果となる事が考えられます。

「伝える」ために大事なことは「まず自分自身がしっかり理解すること」というのは、本書でも述べられていますが、これは「週刊こどもニュース」という番組で子供たちを通じて学んだ事です。

日常生活において「伝える」内容は時事問題だけではありませんが、特に教科書で学ぶような内容に関しては、教科書的な意味で「記憶」しているものが多く、その本質を掴んでいないものです。よく外部の人と話をする場合、専門用語を避けるよう指導される事が多いと思いますが、それも全く同様で専門用語をいかに分かりやすく、中学生でもわかるような言葉に言い換えられるか。これはその言葉が意味する本質を掴む必要があり、また自分がその本質を理解しなければ言葉になりません。

したがってビジネスの場面において、この「伝える」ということに注意を向ける事が大事である事がわかります。

また、文章を書くという面においても、本書内での指摘はとても役立ちます。
まずは「「〜性」「〜的」といった言葉も、便利な半面、ごまかしの利く言葉」という指摘です。確かに考えてみれば「〜性」「〜的」という言葉で、その内容が曖昧になり実効性が伴わないと言う事が往々にして存在しているように感じます。

そして詳細な解説は本書に譲りますが、「使わないほうがよい言葉や文字」として紹介されているのが、以下の言葉です。
・そして / それから
・順接の「が」
・ところで / さて
・いずれにしても
・絵文字の類

いずれも利用することで文章が曖昧になったり、人に伝わりにくくなる類のものです。
ビジネスで文書を書くことは多いのですが、このような言葉にぶち当たった時、立ち止まって再度文章を読み返す、または本当に自分が理解をしているのか?と疑ってかかることが重要です。

本書では、このような具体的な例示がされているからこそ、ビジネスで役立つ本と言われるのかもしれません。

まだ読んでいない方には一読をオススメします。

伝える力 (PHPビジネス新書)

【読了】「ネットの自由」vs.著作権: TPPは、終わりの始まりなのか (光文社新書)

「ネットの自由」vs.著作権: TPPは、終わりの始まりなのか (光文社新書)

インターネットを国際的に規制しようという動きはSOPAやACTAだけではありません。農業分野や自動車関連でとても話題となったTPPの中にもアメリカが知財関連規制に関する法案を持ち込んでいるのです。

本書ではTPPで議論されている「ACTAプラス」と揶揄される知財関連文書で、日本の法律と照らし合わせ大幅に変更となるであろうと思われる箇所の解説と日本のインターネットにおける実情、そして、どうしたら「万人が平等に参加できるオープンなルールが情報社会を統治するようになるのか」という疑問を読者に提起し、個々人が今世界で何が議論され、それを受けて何をすべきか。それを考えさせるものです。

本書最後には参考としてTPPで議論されていると言われる知財関連文書の日本語訳抜粋がそのまま掲載されています。著者の立場としては賛成でも反対でもなく、"いつでも「文化の側」に立ちたい"というものですが、アメリカが持ち込んでいるTPPの議論を解説する中では「これはどうなのか?」という疑問を著者も感じながら書いている事は間違いありません。

アメリカが各国に求めている知財規制とは本書25ページから抜粋すると、
・著作権保護期間の大幅延長
・著作権・商標権侵害の非親告罪化
・法定賠償金制度の導入
・アクセスガードなど、DRMの単純回避規制
・真正品の並行輸入に広範な禁止権
・米国型のプロバイダーの義務・責任の導入
・音・匂いにも商標
・診断・治療方法を特許対象に
・医薬品データの保護
というものです。

各項目の詳細な解説は本書で読んでいただきたいのですが、一番誰でもわかる例としてはやはり「ミッキーマウス」が挙げられるのではないでしょうか。
読んでいて何度も考えさせられましたが、著作権が切れディズニーの許可無しに第2、第3のディズニーランドが国内に出来たり、グッズが販売された場合、そのクォリティや本場を上回る施設により人気を博することもあるだろうし・・・などと何度も考え、結局自分の頭の中でどうすれば知財を守りながら、皆が納得できる解決策になるのだろうかという部分に答えを出すことはできませんでした。

インターネットではよく議論されている内容なので、もしかすると未完成ながらも代替案が出てきているのかもしれません。しかし、日本においては既にACTAが批准されました。
勉強不足ながら本書で解説されている項目全てがACTAに盛り込まれておらずTPPに持ち込まれている内容なのかどうかを知りません。しかし、医薬品データの保護やISP監視義務あたりはACTAにも含まれているはずで、この部分は内容が被っているのではないでしょうか。

日本ではジェネリック医薬品を作ることができず、医療分野に関し後進国となっていくのでしょうか?また、法定賠償金制度の導入や米国式のISP監視義務が発生した場合、訴訟の増加や賠償金の額の増額など、様々な問題が出てくるはずですが、日本においてもそんな状態へ繋がっていくのでしょうか?また、ACTAの批准によりポリシーロンダリングは国内でどのように行われていくのでしょうか?

本当に色々考えさせられる本であり、一読をオススメします。

「ネットの自由」vs.著作権: TPPは、終わりの始まりなのか (光文社新書)

【読了】アイスマン

アイスマン

100億円以上の被害を出した、オンラインハッカーの実話本です。
オンライン上によるサーバーを狙ったゼロデイ攻撃やクライアントを狙ったバックドア手法により数百万件のカード番号を取得し、リアル店舗のカード認証の脆弱性を用いて被害を出したマックス・ヴィジョン(旧名マックス・バトラー)。その素顔に迫った本です。

学生時代から夢中になったものがあると、一点に集中し周りが見えなくなる性格がある一方で、教えることが好き、貢献していると実感するのが好きという表の面があるハッカーですが、一時はその能力が買われてFBIでホワイトハットとして仕事をしている時代があります。

そして、現実世界では人を敵視することがない反面、オンラインの人格では誰も信用することがなく敵視ばかりしている人物でもありました。その心の揺れ動く様が描かれています。

マックスは2018年まで拘束されている予定ではありますが、オンライン世界が無くなったマックスの温厚さ、知的さ、そして現在ではオンラインで衝動が抑えられない事があることを自覚している点が評価され、再び数時間だけ牢獄を抜けFBIで講演する機会を得たりしています。

今回はおとり捜査が最も効果を発揮しましたがマックスの逮捕をきっかけに60人程度のハッカーが国境を跨ぎ一気に捕まるなど、沢山の実績や手法がFBI側でも確立され、歴史に残るものとなりました。

ただ、本書で最後に述べられているクレジットカードの認証としてアメリカは現在でもセキュリティホールを抱えたまま変更しない方針となってしまっていることに関して警鐘を鳴らしています。
損失と利益に関する費用対効果から変更は行われませんが、アメリカが実施しなければ、国際的な標準化が難しいと思います。次のマックスがいつ出てきてもおかしくない状況を避け、早くEMVまたは”チップ・アンド・PIN”という対応策を採用し、国際標準とすべく犯罪から学ばなければなりません。

(参考)逮捕後のWired記事

アイスマン

【Analytics】検索順位と流入セッション数(検索結果とCTRのデータと似たようなデータが得られた)

サンプリングデータだけれども横軸がGoogle検索結果順位、縦軸が流入セッション数。
1位のセッション数を100とした場合の相対グラフを書いてみたけど、確かにeMarketer等の検索順位とCTRの関係図に近い値が得られた。



検索エンジン側からのCTRではなく、サイト運営の中から見た流入比率から結果が出た点でとても面白いデータじゃないかと思う。
外からのCTRと中のセッションデータを組み合わせて考えること、あと月次検索件数等を組み合わせるともっと面白いデータになると思います。

検索ボリュームが分かれば、どのくらい流入を伸ばすことができるというシミュレーションが可能ですね。
または戦略の立て方として、狙いたいキーワードを事前に定めて現在の順位を調べる、そこから最適化してどの程度流入を増やし、コンバージョンさせるかというファネル想定分析も可能になる。

結構キレイにデータが出てきてややビックリ。

【読了】How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜

How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜


本書は「チェンジマネジメント」という概念を学ぶものであり、それは「真剣になれば、より効果的なチェンジ・エージェントになる方法を学ぶことができる」というものです。

組織の継続的な改善で最も難しいのが「他人の行動を変えること」。もちろん「人間は他人の行動を変えることはできません。」という概念は正しいけれども、少なくともやってみることが出来る。これがチェンジマネジメントの基礎概念です。

そのためにはマインドセットを変えることが重要となります。

チェンジマネジメントにおける4つのモデルがこれ。
1.システムとダンスする(PDCAモデルを活用)
2.人々のことを気にかける(ADKARモデルを活用)
3.ネットワークを刺激する(普及曲線モデルを活用)
4.環境を変える(5つのIモデルを活用)

PDCAで言うなれば、人を動かすための目標の明確化、小さな誰でも理解できるステップからの開始、高速なフィードバックと改善です。

ADKARモデルでは
1.変化する必要性の認識(Awareness)
2.変化に参加し、変化をサポートしたいという欲求(Desire)
3.変化させる方法(および変更がどのようなものか)の知識(Knowledge)
4.日常的に変化を実際に起こす能力(Ability)
5.起きている変化を継続するための補強(Reinforcement)
を意識することが大切です。

言うだけでなく実際に行なって見せ、人間の本質欲求である地位や名誉、好奇心などをターゲットにし、語るだけでなく実際に心と身体を動かして教えあう。最後に繰り返し実行し、小さな成功を祝福することで、正しい方向へ進んでいることを実感させ、継続的にコミットメントする価値を提供することが大事です。

また、その考えをウイルス的に伝播させるには普及曲線を意識することが大事です。

心理学者Kurt Lewinによれば、人の振る舞いとは人とその置かれた環境の関数です。何が起こっているかをはっきり見えるように環境を変えることも大事なのです。

本書は組織の中の自分という視点だけでなく、自己変革としても利用できる良書だと思います。それは人の心理に基づいたものでもあるからです。
How to Change the World 〜チェンジ・マネジメント3.0〜

【読了】挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained. (インプレス選書)

挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained. (インプレス選書)

及川さんのブログをまとめ、さらに本書のために加筆を加えているものですが、及川さん自身のハッカーマインドを強く感じ、また東日本大震災に対するHack for Japanの取り組みに関しては本当に涙するものがあります。
そして、そのハッカーマインドを持った人達がその場で様々な行動を起こし、変化を起こし、リアルへ影響を強く及ぼす事の重要さを学びました。

また、及川さん自身の「VisionとMissionー変化を求めることを恐れていては何も実現できない」という主張への同意と、そのVisionとMissionを実現するためにObjectivesとAction Itemsへ落とし込むという流れはまさにWhyからHow、Whatの流れです。

Why : Vision。どういうものを創りあげたいと思っているか、どういう世界や社会、または会社にしたいと思っているか

How : Mission。それを実現するために、あなたやあなたの組織が行うべきことを表したもの

What : ObjectivesとAction Items。それを実際に遂行可能な単位に落としたもの

企業だけではない、仕事だけではない。個人のレベルにおいてもWhy、How、Whatで考え続ける事がハッカーマインドの根幹なのかもしれません。

挑まなければ、得られない Nothing ventured, nothing gained. (インプレス選書)