少し間があきましたが、続きをすすめましょう。
4日目は週分析と曜日分析です。
今回は、それほど難しく有りません。エクセルで遊ぶ感覚で作成してみてください。
【週次セッション数遷移】
今までGoogle Analyticsの数値をSpreadsheetで自動的に取得してきました。今回は週ごとの遷移を一目でわかるようにグラフを作成しましょう。2ページ目では日次で取得しましたが、ここで週次でとる理由はなんでしょうか。
ウェブ解析は日々行う短時間の業務と、週次で行う業務、月次で行う業務等、レベルと内容を変えて分析を行うのが通常です。日次で行う確認はAnalyticsの数値が平時と比較して多量のアクセスやアクセスの激減等の現象が計測されていないかを確認するためですが、そのようなアクセスが存在した場合、原因を探るはずです。
そのアクセスが会社にとって良い影響を及ぼしているのか、それとも悪い影響を及ぼしているのか、もしかするとTV等に取り上げられて、販売・マーケティングを行うチャンスなのかもしれません。一方でそのような流入が全く販売、業績に結びつかないものかもしれません。週次でサマリーしてしまうと、そんなアクセスによって右肩上がりのグラフが出来上がっても、結果に結びついていない可能性があるのです。右肩上がりのグラフで上司を喜ばせることができても、その中身がみえていないのでは、もともこもありません。最悪なのはその週に新たに打ち出した施策の好影響だ!と結論づけてしまうことではないでしょうか。
日々の急増、急減でダメージの発生するものについては、即座に報告・連絡をすると思いますが、全社または社長等に報告するまでもないものも存在します。それを補う意味で、日毎と週毎の数値の取得及び遷移グラフが必要という位置づけで作成しています。
では、さっそく週毎の計測に入ります。
まず、計測期間が日曜日~土曜日の方は簡単です。
週計測用のdimensions「ga:week」が存在するからです。
例えば、直近3ヶ月を期間指定して、dimensionで「ga:week」をセットします。
getGAdata(C1,C2,"visits",B4+1,B5+1,,"ga:week",,,)
こんな感じですね。
すると、週番号とセッション数が一発で取得できます。
問題は集計範囲が日曜日から始まらない人。例えば月曜日~日曜日といった範囲で集計する場合は、現状解析開始日と終了日をそれぞれセットするしか有りません。
解析したい期間の開始日、終了日はすぐに分かると思いますが、例えば直近10週を解析する場合、式が10個になります。その場合、Google側の制約等によりタイムアウト等のエラーが発生する率が高くなります。エラーの処理に関しては、2日目の最後に記述しましたので、エラーが発生した場合は、一つずつ潰していきましょう。
【曜日分析】
曜日分析を行っているのは、元々ON/OFF分析、つまり営業日と非営業日の分け方で分析をするという事も念頭にありました。実際には、厳密なON/OFFにはなく、単純な曜日分析になってしまっていますが。
曜日分析はそれほど難しくありませんが、getGAdataで出力される日付は「文字列」だということに注意してください。通常のgetGAdataを日次で出力。
getGAdata(C1,C2,"visits",B4+1,B5+1,,"ga:date",,,)
で出力したあと、その日付(YYYYMMDD)を日付形式に変え、WEEKDAY関数等で曜日を出力してしまってください。
ちなみに、ちゃんとON/OFF分析を行いたい場合は、土日祝日データとそれ以外を分けるか、面倒ですがWorkday関数で営業日だけを取り出すなんていう方法でも良いかもしれません。他にも色々な方法があると思いますが、パッと思いつきませんでした。。。
事前に2011年の祝日リストを日付タイプでリスト化し、営業日をまず出力してしまうといったやり方です。まぁ、どちらの方法でも時間はかからないと思いますが、面倒ですね。
というわけで、今回は簡単ですが、週分析及び曜日分析は終わりです。
【5ページ目を公開しました】
・5ページ目
4日目は週分析と曜日分析です。
今回は、それほど難しく有りません。エクセルで遊ぶ感覚で作成してみてください。
【週次セッション数遷移】
今までGoogle Analyticsの数値をSpreadsheetで自動的に取得してきました。今回は週ごとの遷移を一目でわかるようにグラフを作成しましょう。2ページ目では日次で取得しましたが、ここで週次でとる理由はなんでしょうか。
ウェブ解析は日々行う短時間の業務と、週次で行う業務、月次で行う業務等、レベルと内容を変えて分析を行うのが通常です。日次で行う確認はAnalyticsの数値が平時と比較して多量のアクセスやアクセスの激減等の現象が計測されていないかを確認するためですが、そのようなアクセスが存在した場合、原因を探るはずです。
そのアクセスが会社にとって良い影響を及ぼしているのか、それとも悪い影響を及ぼしているのか、もしかするとTV等に取り上げられて、販売・マーケティングを行うチャンスなのかもしれません。一方でそのような流入が全く販売、業績に結びつかないものかもしれません。週次でサマリーしてしまうと、そんなアクセスによって右肩上がりのグラフが出来上がっても、結果に結びついていない可能性があるのです。右肩上がりのグラフで上司を喜ばせることができても、その中身がみえていないのでは、もともこもありません。最悪なのはその週に新たに打ち出した施策の好影響だ!と結論づけてしまうことではないでしょうか。
日々の急増、急減でダメージの発生するものについては、即座に報告・連絡をすると思いますが、全社または社長等に報告するまでもないものも存在します。それを補う意味で、日毎と週毎の数値の取得及び遷移グラフが必要という位置づけで作成しています。
では、さっそく週毎の計測に入ります。
まず、計測期間が日曜日~土曜日の方は簡単です。
週計測用のdimensions「ga:week」が存在するからです。
例えば、直近3ヶ月を期間指定して、dimensionで「ga:week」をセットします。
getGAdata(C1,C2,"visits",B4+1,B5+1,,"ga:week",,,)
こんな感じですね。
すると、週番号とセッション数が一発で取得できます。
問題は集計範囲が日曜日から始まらない人。例えば月曜日~日曜日といった範囲で集計する場合は、現状解析開始日と終了日をそれぞれセットするしか有りません。
解析したい期間の開始日、終了日はすぐに分かると思いますが、例えば直近10週を解析する場合、式が10個になります。その場合、Google側の制約等によりタイムアウト等のエラーが発生する率が高くなります。エラーの処理に関しては、2日目の最後に記述しましたので、エラーが発生した場合は、一つずつ潰していきましょう。
【曜日分析】
曜日分析を行っているのは、元々ON/OFF分析、つまり営業日と非営業日の分け方で分析をするという事も念頭にありました。実際には、厳密なON/OFFにはなく、単純な曜日分析になってしまっていますが。
曜日分析はそれほど難しくありませんが、getGAdataで出力される日付は「文字列」だということに注意してください。通常のgetGAdataを日次で出力。
getGAdata(C1,C2,"visits",B4+1,B5+1,,"ga:date",,,)
で出力したあと、その日付(YYYYMMDD)を日付形式に変え、WEEKDAY関数等で曜日を出力してしまってください。
ちなみに、ちゃんとON/OFF分析を行いたい場合は、土日祝日データとそれ以外を分けるか、面倒ですがWorkday関数で営業日だけを取り出すなんていう方法でも良いかもしれません。他にも色々な方法があると思いますが、パッと思いつきませんでした。。。
事前に2011年の祝日リストを日付タイプでリスト化し、営業日をまず出力してしまうといったやり方です。まぁ、どちらの方法でも時間はかからないと思いますが、面倒ですね。
というわけで、今回は簡単ですが、週分析及び曜日分析は終わりです。
【5ページ目を公開しました】
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