2023年6月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

以下は先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

今月はData API経由でオーディエンスリストが取得出来るようになった点はコンテンツに活かせそうでとても良いUpdateでした。UA終了タイミングということもあり、UAとGA4のち外だけでなくBQとブラウザ上のレポート、APIとの違いなどのドキュメントも増えています

■Google Analytics

このタイミングで読みたい「Googleアナリティクス4やるべきことがわかる本」

 今月発売された株式会社プリンシプル著の「Googleアナリティクス4やるべきことがわかる本」は内容が分かりやすく、GA4を積極的に活用し、ウェブパフォーマンス改善や既存顧客LTV増加を目指すことを目指すウェブマーケターに最良の書だと思いました。

本書の構成としては前後半に内容が別れており、前半は初心者でもやること、後半は中級者以上がやるべきことと定義されております。目次としては次のような感じです。

Chapter 1:概要
Chapter 2:パフォーマンス改善の基本
Chapter 3:基本的な導入設定
Chapter 4:レポートの基本
Chapter 5:ユーザーを理解する
Chapter 6:ユーザー行動を理解する
Chapter 7:集客施策を測定し改善する
Chapter 8:コンテンツの有効性を評価する
Chapter 9:サイトごとの追加設定

個人的にはChapter1~2、Chapter3~5、Chapter6以降の3つに大きく別れているような印象をうけました。上級者向けではなくGA4の機能を知り、標準レポートと探索レポートの違いや何が出来て、何が出来ないのかなどの切り分け、目的別に設定の仕方などを調べることにも向いています。

読んでよかったなと思った点は、あまり活用するシチュエーションが思いつかず最近全く触れていなかった機能に対して"こういう使い方ができる"と示してくれていたものがあった点や、例えばCVを見ることを目的にしか使っていなかったレポートに対して別の使い方も提示されていた点です。

そろそろ無料版Universal Analyticsが終了を迎えます。私個人は移行後になにかあったら困るため、1ヶ月前の6/1には移行済みですが、これから移行する方や移行してみたものの、まだ使い方がイマイチ良くわからないという方にはオススメの1冊です。

Google AnalyticsのAPI、Data APIも未だにbeta。6月から7月頭頃は、もしかするとGoogleのリリースや設定変更が加わるかもしれませんね。あまりに頻繁に細かくリリースされているため、本書でも一部少し古い部分を感じてしまう点は本当に苦しい限りです。

2023年5月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

    以下は先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

■Google Analytics

2023年4月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

   以下は先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

GoogleタグIDは気づいたら `G-` 始まりから `GT-` 始まりに移行してそうですね。イベントまわりで正規表現を利用している場合はWEBパフォーマンスに直結しているということなので、その点は見直してみようと思います。

■Google Analytics

■Google Tag Manager

[GA4]コンバージョンのSession/Eventごとカウント

 コンバージョンイベントの計測方法がイベントごとにカウントするか、セッションごとにかうんとするか選べるようになりました。

セッションごとに1回の設定とした場合は、1セッション中に3回コンバージョンイベントが発生しても1回として計測するもの。

■設定

1. 「管理」>プロパティ>コンバージョン

2. コンバージョンリストから、カウント方法を変更したいコンバージョンイベントの三点リーダーから変更画面へ


3. カウント方法を変更する



UAとGA4でコンバージョン計測の方法が違ったために検証が出来なかったり、数字の正しさに不安を持つ方も、この変更である程度疑問が解消されるかもしれません。


2023年3月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

  以下は先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

■Google Analytics

  • アカウントの構成例
    • 各アカウントで作成できる最大プロパティ数 100 -> 2000 👀
    • viewが作成出来ない分、一気に増やしたのでしょうか
  • サブプロパティについて
    • サブプロパティ作成上限なし -> 最大400個
    • アカウント上限のプロパティ数は100 -> 2000
  • 自動収集イベント
    • page_locationの上限 420 -> 1000 👀
    • まさか以前日本語ヘルプで1000に書き換えられたのが先走った更新だったのか、英語ヘルプ側が間違って更新されたのか...
  • (新)カスタム チャネル グループ
    • 待ってました...Unassignedからほぼサヨナラしました。
    • 良い点としてUAと同様過去データにも適用された点です
    • 簡単なブログを投稿しました
  • イベントの収集に適用される制限
    • 「イベントあたりのアイテム スコープのパラメータ」追加。最大27個のアイテム単位カスタムパラメータ
  • 割り当て
    • クレームが多くて早めに対処されたのでしょうか?
    • 上限が標準プロパティで1250、360プロパティで12500だった部分が全て1750、17500へ増えています。
      • 1 プロジェクト、1 時間、1 プロジェクトあたりのコアトークン
      • 1 プロジェクト、1 時間、1 プロパティあたりのリアルタイム トークン
      • プロパティごとの時間ごと、プロパティごとの目標到達プロセスのトークン
■Google Tag Manager
  • 既存のタグ設定を分析する
    • 「接続先サービスを表す Google タグの接頭辞」が変更されています
    • 色々これについて調べていたのですが、ちょっと内容が理解できず。。。
    • 確かに現状GA4のGoogleタグページにGTで始まるIDが記載されており、GA4のヘルプでもGTのタグについて触れられている部分はあるのですが...
  • タグ プラットフォーム ラーニング センター
    • 学習コンテンツが追加されたようだ

カスタムチャネルグループを設定してレポートに表示する

 2023年3月にやっとUAに存在していた「カスタムチャネルグループ」が実装されました。今まではデフォルトチャネルグループのみだったので、UA時代にカスタムチャネルを利用していた場合、GA4では全て「Unassigned」と表示されてしまいます。

解決する方法はGTMなどを利用して置換するなどしなければなりませんでした。またGoogle側からカスタムチャネルグループのリリース準備があると思ってもいなかったので、ギリギリまで待って実装されなかったら置換しようかと考えていました。

■設定

1. 設定するには、プロパティの管理画面「データ設定」から「チャネルグループ」を選択し、「新しいチャネルグループの作成」から作成


2. 新しいカスタムチャネルグループの名前を付けます


3.「新しいチャネルを追加」からチャネルを追加します


4. 「グループを保存」します。

5. 「チャネルグループ」に追加されていることを確認します


6. ライブラリのレポート、ディメンションに追加されているので追加したいレポートのディメンションに設定します。紛らわしいですが「トラフィックソース」内にあるカスタムディメンションを選択する事になります。


7. 現状のレポートを上書きするか、新しいレポートとして保存して利用してください

UAと同様に過去データも含めてキレイに見えたのが非常に良いですね。