GA4を導入したらメニューにUAで存在していたレポートを追加する

 GA4を触り始めた方で特にUAに慣れている方はUAで存在していたレポートを作ることから始めても良いかもしれません。一つレポートを作って見ると、ほかは全部やり方が同じなので試してみると良いかもしれません。

レポートを1から作るのは大変なので基本的には既存レポートを複製しながら作成します。

■「参照元/メディア」レポート

1.「参照元/メディア」は集客コレクションなので、「集客」の「トラフィック獲得」を複製しましょう。まず、「トラフィック獲得」画面で右上のカスタマイズボタンを押す


2.「サイズ」がディメンション設定なので「サイズ」を変更します。ディメンションの設定は「セッションの参照元/メディア」をデフォルトとしつつ、必要なディメンションを選択して「適用」を押す



※ ここで選択したディメンションはレポートのテーブル部分、プライマリディメンションの選択肢になります。


3. レポートを「新しいレポート」として保存します


4.レポートの名前は何でも良いですが「参照元 / メディア」などとして「保存」します


5. 「保存」したらメニューに追加します。レポートの「ライブラリ」に今保存したレポートが表示されています。今回は「ライフサイクル」コレクションにレポートを追加しますので、ライフサイクルの「コレクションを編集」を選択


6.集客メニューにドラッグで追加します


7.これでレポートがメニューに追加されます。


■「すべてのページ」レポート

以下の「すべてのページ」はWEB URLのみしか表示されませんので、アプリデータは空データ扱いとなります。

1.「すべてのページ」はエンゲージメントコレクションなので、「エンゲージメント」の「ページとスクリーン」を複製しましょう。まず、「ページとスクリーン」画面で右上のカスタマイズボタンを押す


2. 「サイズ」がディメンション設定なので「サイズ」を変更します。ディメンションの設定は「ページの場所」をデフォルトとしつつ、必要なディメンションを選択して「適用」を押す


3.レポートを「新しいレポート」として保存します


4.レポートの名前は何でも良いですが「すべてのページ」などとして「保存」します


5.「保存」したらメニューに追加します。レポートの「ライブラリ」に今保存したレポートが表示されています。今回は「ライフサイクル」コレクションにレポートを追加しますので、ライフサイクルの「コレクションを編集」を選択


6.エンゲージメントメニューにドラッグで追加します


7.これでレポートがメニューに追加されます。


■他にも色々

同じ手順でUAにあるようなレポートを作っておけば、該当プロパティを閲覧できる人も見れるようになります。「探索」で作ると共有設定したり、複製してもらったり、メンテナンスでも手を焼くことになるので、まずはメニューにレポートを追加するところから作業をしてみると良いと思います。

このレポート作成ではフィルタはかけられないので、皆がよく利用するUAのデフォルトのレポートを作っていくのが良いと思います。

【追記】

ディメンションを「参照元 / メディア」で作成していましたが、「セッションの参照元 / メディア」が正しいものとなります

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