2022年6月のGoogle AnalyticsとSearch Consoleドキュメント系アップデート

 更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

■Google Analytics

  • レポート用識別子
    • 同一ユーザ特定の順番に「モデリング」追加
    • 個の特定はUser-ID > Google シグナル > デバイス ID > モデリングの順
    • 選択出来るレポート識別子種類 : ブレンド、モニタリング対象、デバイスベース
    • モデリングとはCookieレスでイベントデータのみから推定される模様
    • 同意モードでanalytics_storageがdenied設定となっている場合もモデリングで推定される
  • About sessions
    • セッション数に関しては以前から推定データが採用されていることがヘルプに書かれていますが、Bigqueryとレポートとのデータ差異について解説が追加。
    • Bigqueryデータのほうが正確ということですが、傾向は推定データでも十分に役割が果たせており、料金がかかってもよければBigquery側で確認しても良いという程度かなと思います
  • カスタム ディメンションとカスタム指標
    • おすすめの方法として高基数説明追加
  • URL builders: Collect campaign data with custom URLs
    • パラメータを更に追加
    • utm_source_platform
    • utm_campaign_id
  • ディメンションと指標
    • 指標追加
    • 広告関連 : 手動広告コンテンツ、手動キーワードなど
    • eコマース : アイテムの割引額、アイテムの収益
  • 自動収集イベント
    • 広告周りのディメンションが一部追加、名前修正
  • デフォルト チャネル グループ
    • 2022年6月15日以前のデータはチャネル間のデータ不整合の発生可能性有
  • データ削除リクエスト
    • データ削除リクエストの処理には、削除されるデータの量に応じて 7~63 日かかる
  • Measurement Protocol - Sending events
    • session idを送信出来ることになったのでセッションレベルのレポートも可能となった
  • 統合プロパティについて
    • 統合プロパティとその参照元プロパティから Google 広告アカウントへの固有リンク : 200 -> 400
  • [新規]同意モードの行動モデリング
    • 「アナリティクスの Cookie を拒否したユーザーの行動を、アナリティクスの Cookie を受け入れた類似ユーザーの行動を基にモデル化」
    • 「行動モデリングがレポートに含められるのは、モデルの品質に高い信頼性がある場合のみ」
  • [新規]e コマース
    • コマースについては設定からレポーティングまでのヘルプが追加された
■検索・Search Console
■Google Tag Manager
  • Custom template APIs
    • 新しいAPI追加。パーミッション系で利用できるという事例が書かれていますが、それ以外にも利用価値はありそう。
      • gtagSet
      • Associated permissions
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