更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。
今月は担当が変わったのか、ヘルプ内の説明が凄く丁寧になったような印象が凄く強いです。
■Google Analytics
- Custom dimensions and metrics
- Best Practicesが追加。値が500を超える高基数が発生するカスタムディメンションの作成は避ける
- 最近相談された内容はこれか...
- Comparing metrics: Google Analytics 4 vs Universal Analytics
- UAとGA4のセッション数の違いについてサブロパティによる違いの説明が追加
- GA4ではセッション数が統計的に推定されることがあるっぽい
- 「Google Analytics 4 properties use a statistical estimate of the number of sessions that occurred on your website or app by estimating the number of unique session IDs.」
- About sessions
- 「Differences in session counts」など説明が追加。
- 以前からレポート間のセッション数の違いが凄く気になっていて、このエラー率2%以内に押さえる計算ロジックが悪さをしているんだろうか...。この仕組のことを「統計的推定」と言っているらしい
- 正規表現(regex)について
- デフォルトはUAが部分一致。GA4は完全一致
- Google 広告とアナリティクスでデータに矛盾がある
- 「Google 広告とアナリティクスでトラッキング方法が異なる理由」追加
- Google アナリティクス 4 に切り替える
- 「ユーザー移行ツール」の追加と作業量も中から小へ変更
- Engagement reports
- 「User engagement」項目追加
- データを送信するタイミングと前回のイベントから1秒未満の場合はデータが送信されないなど。
- Scopes for traffic-source dimensions
- 「How Analytics attributes credit」項目追加
- ユーザースコープ、セッションスコープの場合アトリビューションモデルは、cross-channel last-clickモデルだが、イベントスコープはアトリビューション設定に依存。
- About subproperties
- 日本語のドキュメントはまだ変更されていなそうですが、「サブプロパティのサービス間のリンク設定」の上限が200 -> 400へ変更
- 地域でのデータ収集
- GDPRまわりの変更。IPアドレスはサーバに記録されない
- Analytics Data API Overview
- runFunnelReportのアーリープレビュー版追加
- [新規]Play との統合
- アプリ提供者はぜひご確認を
- [新規]ユーザー移行ツール
- サイトのトラフィックが減少した理由
- ページ単体なのかサイト全体なのかの切り分けや確認方法の追加
- 季節要因なども加味すること
- 検索結果のタイトルリンクを管理する
- 「ページのメインの見出しを明確にする」を追加
- URL の変更を伴わないサイト移転
- アドレス変更ツールによる移転案内追加
- Article
- 構造化マークアップにおける著者埋め込みに関するベストプラクティスが追加されました。基本的な内容ですがE-A-T意識という意味では良いドキュメントです
- 検索ギャラリーを見る
- 教育向けQ&A追加
- [新規]Use valid page metadata
- head内で利用できるタグ
- [新規]教育向け Q&A
- [新規]URL や画像が Google から利用可能かどうかを確認する
■Google Tag Manager
- Google Analytics 4 tags
- GA4 configulationタグにセットしているパラメータと全く同じ名前のパラメータ名をEventで飛ばした場合、そのイベント発生時の値が上書きされるものの、他のイベントではconfigulationで設定した値が設定される
- Server-side tagging APIs
- API追加
- sendPixelFromBrowser
- Object
- Create a Consent Mode template
- ベータから正式ドキュメントになりました
- ad_storage や analytics_storage を denied にすることでlocalへの保存やcookieの利用がされませんが、url_paththroughを指定することでURLパラメータをページ間受け渡しなどができる
- gtagSet : ads_data_redaction , url_passthrough
- 設定は別ページだと gtag('set', 'url_passthrough', true);
- 書き方はどちらでも良さそうに見える
- [新規]Tag Assistant での同意モードのデバッグ
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