Google Analytics v4の「PRODUCT LINKING」メニューがプロパティによって違うなと思っていたのですがGoogle Analyticsからv4プロパティを新規に作成した場合はFirebase Linkingメニューはありません。
Firebase側からGoogle Analyticsのプロパティも同時作成する、またはFirebaseのコンソールからGoogle Analyticsのプロパティへ紐付けした場合にはFirebase Linkingメニューが現れます。
今まではGoogle AnalyticsのデータをBigqueryに吐き出して分析をするためにはFirebaseが必要でしたが、Google Analytics側でv4プロパティを作成しBigqueryが使える課金プロジェクトと紐付けするだけで全データBigqueryでも利用可能になるという事なんですね。
この点は海外のブログでも結構触れられていたような気がしますが全部「後で読む」リストに放り投げてしまったままでした。
ちなみに一部の方にはとても重要な情報だと思いますが、Firebase側からBigqueryへ接続する際ではデータのロケーションを設定できるのでデータの置き場所を東京リージョン(asia-northeast1)とすることができますが、Google Analytics側からBigqueryと接続しにいった時も可能でした。
このデータが海外に置かれてしまうか、国内に置かれてしまうかという問題は本当にサービスによっては超重要な内容で、顧客むけにうたうプライバシーポリシーへの書き方だけでなく「クラウド利用したい!」という要望がボッキリ折られる原因にもなりかねません。。。
なおFirebase側でBigqueryに接続する際Google Analyticsのデータも接続する設定とすると、自動的にGoogle Analytics側の管理画面でも接続が確認できるようになりました。
GCPの該当プロジェクトを課金設定しない場合はstreamingは利用できないみたいですね。
あと分からない点は今までアプリはFirebase、WEBは旧Google Analyticsで計測していた場合、WEBをv4へ移行しFirebaseと連携させた場合の動きですが、たぶん今までのGoogle Analytics等を考えると過去データは過去データ、連携したタイミングからのデータが統合されて見れるようになるのではないかと予想しています。
ここはまたドキュメントを漁ろうかと思います。
あと調べたいところとしてはGAのcore reporting v4 APIは、ビューがないので利用不可となると自動化するためには必ずBigqueryを通す必要が出てくると思うので、今までもBigqueryからデータを自動で沢山引っ張っているものに追加することで動くかどうかを確認したいところです。
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