先週一部SEO業者が入っていると思われる大規模ウェブサイトのサイト構造を追加調査を行っていたのですが、その中で当たり前といえば当たり前と思われるメモを共有します。
ウェブサイトのリンク構造を考える上で「サイロ構造」の話はとても有名ですが、知っていても実践は意外と難しいと感じていたりします。特に大規模サイトでは。
ウェブサイト構造が大規模な場合、サイロ構造はサイトの部分部分の構造を切り出して、最適化をしていき全体は最後に整えれば良いかなと考えていたのですが、他社サイトを見ているともう少し違った見方が出来るかもしれないと感じました。
もちろん、このやり方が正しいという事ではありませんが、クローラビリティの高いウェブサイトを構築する上では、思考を補ってくれるものになるかもしれません。
そのやり方ですが・・・
絵が分かりにくいとは思いますが、まずは青の部分からスタートして全体を説明すると、ある特定のディメンション、例えば何らかの「分類」による階層構造をサイロ構造を意識してリンクを構築していきます。そして最も深い「分類」階層からさらに絞込機能を通じて緑のページへたどり着きます。
緑のページももちろんサイトとして重要で、URLも正規化しておりSEO的にも重点を置きたいページだとすると、そのページのクリック階層を引き上げる為に、その緑に対する低階層化策としてクリックレベル1を用意し、「分類」側からだとクリックレベル4のページをクリックレベル3へ引き上げるリンクを貼ります。
※クリックレベルについてはこちらを参照
まぁ、当たり前といえば当たり前なのですが、結構クリック階層を浅くするためにどうしたらいいかなと考えている時に限って、頭から抜け落ちていたりします。
<参考>
Screaming Frog SEO Spiderとその使い方・活用法に関する記事はこちら
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