離脱改善指標に関するメモ

知らなかった事が少し恥ずかしいなと思いつつも、先日「離脱改善指標」について教えていただいた。
数式としては以下の通り。

離脱改善指標 = (離脱数-直帰数)の2乗 ÷ PV数

要するに「離脱」と「直帰」は、その意味するものが異なるという前提のもと、純粋な「離脱率」を求めるというもの。
2乗する意味合いについては、まだ「分散」を見ているのだろうという理解程度にしかないわけですが、誤解を恐れずに勝手な解釈を少し加えるならば

  • 直帰数 : SEO的な意味合いが強く、ランディングしたものの目的の内容が書かれていなかった。
  • 離脱数 : 回遊時に該当ウェブサイトで目的が満たされた、または目的のものが存在しないと理解された事を示す。

離脱数はアンカーテキストや導線設計など回遊を促す各種リンク・バナー等に問題があると理解し、直帰とは別に対策を打つ必要があるというものです。

個人的には離脱率・離脱数という指標自体をそれほど重視はしてこなかったので、イマイチピンと来ていなかったりしますが、離脱の多いページ自体の問題なのか、それともその手前のページでの導線設計が原因なのかの切り分けは、もしかすると必要なのかもしれません。

また、少し話は変わりますが、海外では加重直帰率(Weighted Bounce Rate)というものもあるらしい。
計算式は

直帰率 x (ページビュー数 ÷ 全体のページビュー数)

即ち、直帰率を基準としてそのページがどのくらい閲覧されているかという割合を掛けあわせて、そのページの重要度を加味した直帰率を出すことで改善の優先順位を算出するというもののようです。

確かにこの指標は良さそうです。
Share:

0 コメント:

コメントを投稿