WEBサイト巨大化によるTTI(Time To Interact)悪化

恐らく4月にradwareから発表された記事の影響だと思いますが、ウェブパフォーマンス系の記事が増えたような気がしています。

(参考)
New findings: Retail sites that use a CDN are slower than sites that do not*

この記事タイトルもかなり衝撃的ですよね。
CDNを利用しているサイトなのに、利用していないサイトと比較してページ速度が遅いと。記事内ではCDN利用サイトの方がよりコンテンツがリッチであったり、サードパーティScriptが利用されているとか、色んな要因が書かれています。最終的にはやはりFront-End Optimization(FEO)であると。

一般的にWEBサイトは10秒以内にコンテンツが表示され、ファーストビューで目的のコンテンツや感情に訴えかけるものがなければユーザーは離脱すると言われています。


また、先ほどのradwareのサイトでは1秒遅くなる度に以下となると書かれています。

  • 直帰率の8.3%増加
  • ページビューの9.3%減少
  • コンバージョンの3.5%減少
  • カート投入金額(cart size)が2.1%減少

cart sizeは金額で良いのかどうか分からないのですが、マイナス要因であることに違いはありません。

別の調査ではそこまでキレイな数値はでていなかったのですが、ページ表示速度が8秒から5秒に短縮されるとページ価値が18%向上するというデータもあります。


恐らくここでいう価値は、Google Analyticsのページ価値と同じような考え方ではないかと推測しています。

ショッピングユーザーの場合ページ表示時間に対するユーザーの期待は2秒以下だとする記事やKissmetricsのインフォグラフィックなども印象的なものがあります。

ページスピードに関するアドバイスはGoogleのものが一番優れていると思いますが、画像の最適化だけでなくJavascriptやCSSのブロッキング、gzip系とか色々とありますが、最近こういうページ表示の話とCDNやインフラ系の話題をよく聞くようになったと感じています。

どちらにしてもユーザーにとってページを利用できるようになるまでの時間であるTTIが短くなるに越したことはありません。この問題は常につきまとうので、次にどういう方向へ発展していくのかが少し楽しみな気がします。


このブログの人気の投稿

ウェブサイトユーザビリティ評価のためのSUS(System Usability Scale)

離脱改善指標に関するメモ

[Google Spreadsheet]ある文字列を含むリストを表示させる