【GTM - macro】Auto-Event Variable(オートイベント変数) - history URL系

自動イベント変数にあるHistoryURL系について簡単に説明します。
  • History New URL Fragment
  • History Old URL Fragment
  • History New State
  • History Old State
  • History Change Source

これらはHTML5のURL操作系APIに絡んだもので、タグのヒストリーリスナーにひも付きます。

AjaxのページだけれどもpushStateなどを利用してコンテンツとURLを変更したり、ハッシュフラグメントなどを利用してコンテンツを変更した場合、そのstateやハッシュ、URLやタイトルをマクロとして取り込めます。

【ハッシュフラグメントを利用した場合】
Ajaxのページをロードした段階でのヒストリーリスナーの中身を見てみると、こうなっています。


そして、page1から動的にpage2へ遷移した場合はこうなります。


この「newUrlFragment」「oldUrlFragment」の値を見てください。
この部分がマクロの「History New URL Fragment」と「History Old URL Fragment」です。
また、historyChangeSourceがマクロの「History Change Source」に当たります。
popstateの他にpushState、replaceStateなどがあります。

【pushStateを利用した場合】
pushStateを利用した場合、このようなデータになります。

これは「Home Page」から「About」ページへ移動した時のデータですが、「newHistoryState」と「oldHistory State」が、マクロの「History New State」「History Old State」となります。


【参考】
Google Tag Managerに関するまとめ
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