Wordpressが利用されているサイトの数は多くCMSのシェアでは一人勝ち状態です。
その理由はプラグインが充実していたりと色々思いつくものがありますが、一つ注目している点としてはSEO的な観点です。
Sitemapの作成やmeta系情報の追加でSEOを強化するようなプラグインもありますが、デフォルトの初期状態でWordpressがどういう構成をしているかは定期的に見る価値があると思っています。
チェックの一つ目は「Hierarchy」。
システム的なHierarchyはあまり更新がかかることは無いようです。
ざっとどんな種類のページが存在しているか、どういう思想・概念で作られているのかを把握。
次はサイトストラクチャ。
簡単に描きすぎていますが、1ページ(1投稿)が所属しているページは単純なページングを除き、4つの軸が存在していそうです。
様々な軸で一つの投稿に対しリンクを貼る事でコンテンツを低階層化、リンクを見つけやすくされていると考えていますが、実際のウェブサイトでもWordpressと同様、またはそれ以上に内部リンク構造をしっかり持つ事が重要だと思います。
また新着の投稿を常にフッターに表示させることで、新着の投稿が早くIndexされることを促すということもポイントの一つですね。
最後にmeta系で、昨年の今頃は確か3.7系だったと思いますが、Googleが新しく「next」、「prev」の利用をアナウンスし、すぐにWordpressに取り入れられ話題を呼んだと同時に沢山の批判的な記事も溢れました。
next、prevを利用することにより、一連の連続したページという意味合いになってしまうため、海外ではこのmeta情報を削除すべきという記事が沢山でました。
現在ではそういったmetaタグも無くなり、凄く単純なものになっています。
※noindexは私がテスト的に立ち上げており故意的に設定しているため。
WordpressはSEO的に優れていると言われ、すぐに導入を決定するということもあると思いますが、まずは理由や構成、内部リンク構造やソースレベルで理由を一旦探ってみる事の方が重要だと思います。
固定ページを導入したり、URL構造を変更すれば構造は変わってきます。
またサイトの規模が大きくなればなるほど、こういう構造だけでは弱いと感じることも増えます。なので、Wordpressの構造を真似するという観点ではなく、基本構造については踏襲し、更に打てる対策を打っていくという感じでしょうか。
canonicalやmeta系もそうだと思いますし。
ぜひ自社サイトや自分のブログでの4月以降の対策を考えてみてください。
最後に、これは単純にWordpressのサイトストラクチャを描いたものです。
1コンテンツ所属が逆にわかりにくくなりますが、デフォルトテンプレートのTOPページから見たサイトリンク構造は分かるかと思います。
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