Gmailの画像キャッシュ化は開封率調査への影響を及ぼさないらしいけど・・・疑問点整理

ちゃんとチェックはしていなかったのですが、Gmailの画像処理が2013年12月に変更されていたのですね。(参考)

今までGmailではセキュリティ対策の一貫として、HTMLメールの画像読み込みは都度聞かれていましたが、デフォルトで画像を全て読み込む設定に変更となっていました。
これはGoogleのセキュアなサーバーで一旦キャッシュを行うため、ロードする画像は安全であるという前提で成り立っています。

もちろん、「設定」で外部画像読み込み時に今までどおり一度伺う設定にすることも出来ます。


設定方法はこちらを参照


この内容に対してメールの開封率を調べる場合、何か影響が出るのか?という質問はすぐに出たようで、基本的には無いという結論に達しています。

【この変更に関するPro/Con】
●Pro
今までメールは全部読んでいたけれども画像は読み込んでいなかった場合開封率の数値としては現れてこなかったが、デフォルト読み込まれるためより正確な数値として取得出来る。

●Con
IP Geolocation系の解析をしていた場合はGoogleのサーバにキャッシュされてしまうため取得できなくなった。

以上のことから、メリットの方が大きいという議論です。

※画像はOfficial Gmail Blogより拝借

この議論で一応の決着を見せているということはGmailでメールを開封したタイミングで画像がGoogleのサーバーにキャッシュされ、さらにGmailサービス上で画像が表示されるということになります。
この辺りの議論は見かけないのですが、まぁ問題ないのでしょうね。

あと気になるのが以下の2点。

  1. 同一画像を別のユーザーが読み込んだ場合、1人目はGoogleサーバーへの読み込みとして外部サーバーへ要求が走ると思いますが、2人目の処理としてはキャッシュサーバーからの読み込みになるのか、または再度外部サーバーへ要求が走るのか。
  2. キャッシュクリアのタイミング
1.に関しては、ほぼ間違いなくキャッシュサーバーからの読み込みになるのではないかと感じています。2.に関してはサクッと探した感じでは情報が見当たりませんでした。

個人的な話になりますが1.がキャッシュサーバーからの読み込みだとすると、簡易的に取得している開封率のデータが狂うなぁと思っていたりします。。。ちゃんとシステム作らないとダメかなぁ。。。
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