【メモ】Googleショッピング広告モデル開始に関してGoogle担当者から聞いた内容のメモ

Googleショッピングが商品リスト広告に基づいた商用モデルに移行を開始しておりますので、既に導入を開始している企業もポツポツ出てきていることだと思います。

アメリカでは去年の10月あたりから開始され、先月あたりからCVRなど、その効果が表に出てくるようになりました。

まだ私の勤め先では導入にいたっていませんが、Googleの担当さんから伺った内容を少しシェアしようと思います。(正確性については保証できません・・・)

・GoogleショッピングにアップロードしたデータがAdwords側へ反映するのは最大24時間

・Googleショッピングへフィードで1度にアップロード出来る数量に関しては申請によって上げる事が可能

・GTINが無い、または商品名が英語のみなどでGoogleショッピング上エラーとなっている場合は、申請を出すことでエラーから除外する手続きを行うことが可能

・Googleショッピングで1商品に対して複数の店舗が紐づくにはGTINなど固有の情報の一致が元になっている

・Googleショッピングの各商品の説明は、複数店舗からアップロードされた情報ソースの中で、最も適切だと思われるものをそのまま表示する

・今回の商用モデルでは、PC・タブレットで表示するためのAdwords上限単価とそれを元にしたスマホ側へ表示するための上限単価設定が存在する。例えばPC・タブレットへ表示するための上限を100円/clickとし、スマホをその1/2(つまり50円/click)などと設定する。

・PC・タブレットでは全く表示せず、スマホだけ表示するということは出来ない。限りなくPC・タブレットで表示をしないという程度。

・【この辺重要】Google検索で何のキーワードで検索された場合、どの商品が表示されるかというヒモ付けはブラックボックス。(※Adwords側での単価設定は商品単位ではなく、Adwords_labels単位。つまり商品グルーピング単位)

⇒Google側でその商品に関連していると判断されたキーワードについて、検索結果で商品が表示される。
単価を上げれば商品が表示されるとは限らない

単価を上げる事で表示が増えるかもしれないし、増えないかもしれない状況です。もちろん、実際にクリックが発生すれば検索キーワードも閲覧出来るし、サイトでコンバージョントラッキングをすれば、コンバージョンの結果も見える訳ですが、商品表示という意味では不明瞭です。

つまり、運用の仕方で分析や結果の見え方が変わる可能性があります。
また、今まで以上にGTIN情報などの固有情報などが重要で、情報ソースが1つしかないようなデータのアップロードを行なっていると、商品情報が少ない事などによりGoogle検索には一切表示されないという事が大いに発生しうるのではないかと思うわけです。

その場合は商品名や商品情報に限りなく関連性の高いキーワードで検索された場合のみの表示で、その関連キーワード数が非常に少ないという状況になりかねません。

通常のAdwordsとは考え方を変えて運用しなければならないかもしれませんが、Adwordsと同様に戦略や見たい結果が見えるような設計を入念に行いましょう!
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