【ニュース】Google、Chromeでの非ログイン検索も暗号化へ

ITmediaさんの記事によればGoogle Chromeの次期バージョン25から、Googleアカウントにログインを行なっていなくてもGoogle検索がSSL化するということだ。

これによりGoogle Analyticsを利用しているユーザーにとっては「not provided」が更に増えることになる。以前海外のブログに掲載されていた文言を若干修正するなら、こんな感じでしょうか?

Logged in to Google? Keywords Not Provided
Using Chrome 24 and down? Keywords probably not provided, especially Chrome 25 and up? Keywords Not provided
Using Firefox 14 and up? Keywords not provided
Using Safari on iOS6? Nothing provided!
Going to use IE10? Nothing provided!

Googleにログインしてる? ⇒ not provided
Chromeのバージョン24以下なら多分not provided、25以上なら確実にnot provided
Firefoxのバージョン14以上なら確実にnot provided
SafariのiOS6ならnot provided
IE10を利用しているならnot provided
ということです。

ますます増えてきましたね。



Chromeを利用している人の大部分はログインを行なって利用しているのではないかと個人的に推測しているのですが、実際はどの程度影響があるのでしょう?

今HTTP2.0規格が議論され始めているところではありますが、EUのCookie Lawを含め、個人情報に関する海外の考え方は厳しくなりつつあります。
HTTPSがより標準化し、HTTPS Everywhereへ進んでいくとしたらGoogleの提唱するSPDYが採用される可能性が高くなるのかもしれません。そうなるとGoogleの言うように、SSLだからといって通信が遅くなるわけではなく、むしろ早くなると言えるのでしょう。

現在ではGoogle Chrome、Chromium、Mozilla Firefox、OperaがSPDYに対応していたりしますが、ウェブ担当者という立場からも、この辺りの動向には注視したいところです。
Share:

0 コメント:

コメントを投稿