ウェブサービスの企画から設計、開発、プロモーションまで全て一人で行なっている和田裕介さんのWebサービスを立ち上げるまでの過程を簡単に説明した本です。
つい最近Webディレクターの集まる会で気軽に絡んでしまって申し訳ないなぁと思いつつw
和田さんの本から学ぶことは多かったです。プログラマではないのでperl知識的な部分はさらっと読み進めましたが、プラニングとプロモーション部分について、時間がないことを言い訳に手を抜くことも若干ながらあるので、その点を考えると現在進めているプロジェクトも含め、一旦ドキュメント化しておこうかなぁと考えさせられました。
当たり前ですがWebサービスの企画をする上で大切なのは
・哲学
・アイデア
・テーマ
・コンセプト
・名前
・デザイン
・内部設計
です。上から順に進めていくことになりますが、哲学がサービスを作る原動力となるため、最も重要です。
最後のプレスリリースのタイトルでもありますが、「■■■のために▲▲▲ができる」という一言でウェブサービスを表すこと、つまり「Why」と「What」を意識することは「テーマ」の設定としても重要です。
一つの確固たる哲学から広がるアイデア、それを次は一言へ収縮したテーマ・コンセプトへ。
次にテーマ・コンセプトから再び膨らませていく過程が手に取るように分かるようです。
例)クックパッド
哲学「料理は楽しい」
コンセプト「ユーザーがレシピを共有できるサービス」
など
プログラマだけでなくディレクタやプランナーもぜひ手にとって欲しいと思います。
Webサービスのつくり方 ~「新しい」を生み出すための33のエッセイ (Software Design plus)
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