検索結果を表示するURLをウェブサイトへ貼り付ける事でユーザーニーズが埋もれる大罪


サイト内検索はそれをあとで分析するために検索キーワードを取得している事が多いはずですが、サイト内検索は直接ユーザーの検索意図が分かるとともに、サイトの改善に大いに役立ちます。

サイト内検索結果とはいえ、リンクを叩くということはユーザーがそのリンク名に惹かれ、その結果として期待されるものを望んでいるといえるとは思います。誰もが検索ボックスに入れそうにないキーワードに対する補助的な扱いとしてサイト内にリンクを貼るのは構わないと思いますが、それ以上に導線としてちゃんと存在すべきものを検索結果のURLとしてサイトへ貼り付けてしまうことは、ユーザーのニーズを埋もれさせる結果となります。

もちろん、グローバルナビゲーションとして存在しない導線をサイト内検索で把握し、ナビゲーションに追加するという対策もあるでしょう。それも一つのサイト改善ではありますが、より定性データに近い自然な検索キーワードを取得することができなくなります。

サイト内という意味では改善に結びついても、外部からの流入を考えた場合、自社で決めたキーワードで外部から入ってくるわけではなく、むしろユーザーが自然と発想し検索されるキーワードに合わせたタイトルや説明文、そして検索でヒットすることが重要なわけです。

その意味においてウェブサイト内に検索結果URLを貼り付ける事は自らの首を締めているだけで、ウェブマスターとしてはやってはいけない大罪と言えるのではないでしょうか。
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