考具 ―考えるための道具、持っていますか?
未だに重版されている本です。
ベンチャーという視点における、リーンスタートアップの概念も含めてアイディアというものを再度見つめなおす事はとても重要ではないでしょうか。
2003年の初版本ですが、今読んでも普通に通用する本で、時々見返しても良いかもしれません。
デジタルだけでなくアナログも活用したアイディア出し。そして、何よりアイディア・企画を考える順序として川崎和男氏の「ドリームデザイナー」という本から引用して「デザインはわがまま→思いやり」という言葉を重要視しています。
わがまま:「我=自我」を「まま=思うまま」にすること
として、最初に自分自身がああしたい、こうしたい、という欲求からデザイン恥始まるということです。
調整するのは後でも十分間に合う事なので、まずは「わがまま」に発想することが大切だと述べます。
本書のなかでは、アイディアを発想するための「カラーバス」「マンダラート」「マインドマップ」等の思考・展開法、デジタルへの書き出し方と最終的なまとめ方を、順を追って説明しています。
本書を読んで実際に実行し、自分なりの考具を見につける事が望まれます。
考具 ―考えるための道具、持っていますか?
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