Google Tag Manager(gtm)でブラウザの広告ブロックを計測する

ChromeやFirefoxなどのブラウザがだいぶ広まり、拡張機能として「広告ブロック」を導入される場合が増えています。
世界規模のデータですが、過去のデータによるとChromeで1500万人、Firefoxで1500~2000万人が広告ブロック機能を導入しているということで、フリーミアムモデルなどで広告モデルを採用されている場合、どのくらい広告がブロックされているのかが気になるところ。

それをGoogle Analyticsで調査しようぜ!というわけで、海外でAdsense + Universal Analytics例が掲載されていました

ポイントとしては

・HTMLのdiv要素などで高さを計測し、バナーがブロックされた場合、高さが0になることを測定する。
・CSSで表示されているかいないかを判定する

などがあります。

今回は一つ目の高さ判定で、Google Tag Managerでやってみようと思いまして、こんなソースをタグの「カスタムHTML」で埋め込みました。
※heightの90という数字は広告の大きさによって変化させてください。



window.onload = function() {
    var height = document.getElementById('●●●●').offsetHeight;
    if(height < 90) {
      dataLayer.push({'event':'Ads', 'action': 'Blocked'});
    } else {
      dataLayer.push({'event':'Ads','action': 'not-Blocked'});
    }
}

今回は「イベント」で計測する方法で書きました。
本当はカスタム変数のセッションレベルでの計測がいいと思いますが、カスタム変数を消費するのもなぁと思い、イベントでユニークイベント値を拾おうかというものです。
onloadでfunctionを動かすのはイケてないような気がしていますが、データの取得は問題なさそうでした。

もっとこんなやり方がある!というものは色々とあると思いますが。

【参考】
Google Tag Managerに関するまとめ
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