Google Analytics4をこれから触る方にオススメできる、「いちばんやさしいGoogleアナリティクス4の教本」を読みました。
Chapter1の導入部分は本書著者のコンサルティング的な視点でWEB解析についての概要が書かれています。そこではGoogle Analytics4を"何のために使うのか"という利用目的をしっかりと考え、その利用目的を考えるためにはアクション(施策)とプロセス(手順)にフォーカスをしながら考える事の重要性が書かれています。
これはGoogle Analytics4を使う使わないにかかわらず重要なポイントでアクションから数値目標にまで落とし込み、更には必要なデータがきちんと設定や計測手段を整え取得することが出来るかまで検証を行うことの重要性が述べられています。
Google Analytics4の設定から見方、活用に至るまで、計測の基本ステップ「取る」「見る」「使う」を網羅されているだけでなく、サラッと書かれている"おすすめ"の活用方法や深くは言及されていませんが"ポイント"として1行のコメントに気づきがありました。特に普段使っていなかったレポートでも"おすすめ"で、そういう活用方法があるのかという発見を得られました。
本書の目次は次のような構成です。
Chapter 1 Googleアナリティクス4のデータ活用の流れ
Chapter 2 Googleアナリティクス4を使う準備
Chapter 3 イベント計測と集計の設定
Chapter 4 コンバージョン計測の設定
Chapter 5 レポート画面の理解と活用
Chapter 6 課題発見のためのデータ探索と分析
Chapter 7 広告の計測とレポート活用
Chapter 8 もっと使いこなすための機能
Google Analytics4と他のツールとの連携は軽く触れられている程度という感じではありますが、Google Analytics4自体の見方や活用について、これからツールを触るという方には十分な内容ではないでしょうか。
0 コメント:
コメントを投稿