更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。今月はAPIまわりの更新が多かった印象です。
最近もHOME画面が追加されたりと変化がありますが、昨年末から全レポートをGA4の「探索」で生成し他の人へ共有していて、恥ずかしながらそれを皆が自由に分析出来ていると思っていたのですが、期間指定でさえレポートのオーナーしか編集出来ないことに最近気づきました
追加でGoogleがヘルプで推奨している通りGTM経由のGA4発火タイミングを初期化タイミングにしたのでデータもGA4優先に切り替え完了しました(みんなもタイミングを早めましょう
■Google Analytics
- [UA→GA4] 移行の参考情報
- 翻訳されて充実したので、みんな移行しましょう
- [GA4] エンゲージメント指標
- ユーザーエンゲージメントの解説が詳しくなりました
- つまるところウェブサイトの場合、初めての閲覧またはセッション開始時点ではユーザーエンゲージメントデータは存在せず、ユーザーがタブまたはウィンドウを閉じるか、別ページへ遷移するタイミングでしかデータ送信はされない
- [GA4] レポートでの(other)項目の入力
- metricsの合計数値は正確らしい。「制限の数を超える行が返されると、超過分のデータはディメンション値(other)として 1 行に集約されますが、取得された全データの指標の合計は正確な値です。」
- [GA4] アトリビューションとアトリビューション モデリングについて
- エンゲージビューのカウント条件追加
- 広告を 30 秒間(または 30 秒未満の広告の場合は最後まで)視聴したとき
- ティーザー カードをクリックしたとき
- コンパニオン バナーかビデオウォールをクリックしたとき
- カスタム外部リンクをクリックしたとき
- 終了画面をクリックしたとき
- 広告主のウェブサイトを訪問するためにクリックしたとき
- [GA4] Automatically collected events
- Bigqueryへエクスポートされない自動収集イベント
- ad_click
- ad_exposure
- ad_impression
- ad_query
- adunit_exposure
- [Data API]API Dimensions & Metrics
- 以下追加。やっと utm_content 値が...
- firstUserManualAdContent
- firstUserManualTerm
- manualAdContent
- manualTerm
- sessionManualAdContent
- sessionManualTerm
- [GA4] 事前定義されたユーザー ディメンション
- ヘルプの更新遅れだと思いますが、SDKまたはgtag.jsを利用した場合のユーザ条件指定ディメンションが追加されています
- ブラウザ
- 市区町村
- 大陸
- OS
- プラットフォーム
- 地域
- 亜大陸
- [GA4] Set up BigQuery Export
- エクスポート制限を超えるとメール通知が来る
- Measurement Protocolがアルファ版からベータ版へ移行
- (新規)Traffic-source dimensions, manual tagging, and auto-tagging
- 今までにないものもある
- utm_source
- utm_medium
- utm_campaign
- utm_term
- utm_content
- utm_source_platform
- utm_creative_format
- utm_marketing_tactic
- (新規)Google アナリティクスにおける国際的なデータ移転について
- オーストリアのGDPR違反に関するGoogleからの声明
- 付随するヘルプ 「地域でのデータ収集」「[GA4] データ収集」
- (新規)[GA4] プライマリ ディメンションとセカンダリ ディメンションを追加する
- (新規)[GA4] Google オプティマイズとの統合
- (新規)[GA4] キャンペーンのカスタムデータを設定する
- (新規)Updates to iOS 14+ campaign measurement
- GBRAID / WBRAIDの話
■Google Search / Search Console
- Google 検索で Signed Exchange の利用を開始する
- How Google interprets the robots.txt specification
- HTTP Status 429を除き4xx系エラーはクロール頻度へ影響を与えない
- robots メタタグ、data-nosnippet、X-Robots-Tag の指定
- nositelinkssearchbox の追加
- 前からあったような...と思いつつ、英語側ドキュメントも増えていたので一応
■Google Tag Manager
- Google オプティマイズ
- 「www.googleoptimize.com ドメインからオプティマイズ スニペットを読み込む」のチェックボックスオンガ推奨
- CSPの影響は受けるということなのでCSPを設定されている場合はドメインを許可する感じになると思います
- Custom template APIs
- 同意ステータス絡みのAPIが追加
- addConsentListener
- isConsentGranted
- setDefaultConsentState
- updateConsentState
- Google Ads conversions
- サーバサイドタグ時のEnhanced Conversionsの説明が追加。
- Server-side tagging
- 大したネタではありませんが、サーバサイドタグ設定したらドメインはデフォルトじゃなくてちゃんとサブドメイン設定してねという内容が追加されてて笑ってしまいました
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