更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。Search系ドキュメントはサイトが移転したので、ざっくりと読んだ感じ細かい部分修正はありそうなのですが今回は一旦スルーしています。
■Google Analytics help
- 英語版ヘルプ側にセッション計算ドキュメント詳細掲載
- セッション時間の最大値は無し
- 日跨ぎもセッションは継続
- 30分の非アクティブによりセッションは切れる
- アプリの場合バックグラウンドへ行く事でセッションは切れるけど extend_session パラメータを使うことで回避可能(意訳しすぎてるかも)
- アプリのセッションは setSessionTimeoutDuration methodを使うことで変更可能
- GAv4とUAとのセッション数の違いはこのセッションの考え方の違い
- セッション数とはウェブサイトやアプリにおけるsession_startをトリガーとする数
- Engaged sessionとは10秒以上のセッション時間、コンバージョンイベント、2ページ以上のスクリーン・ページビュー。この10秒以上の考え方、滞在という言い方も出来ると思いますが、eventベースだとパッときていなくてBQへのデータinsertも考えるとsession_startプラス別のイベント(例えばダウンロードイベント)の計測が存在していて、その期間が10秒以上無いとダメなのでは?と思っています。
- 正規表現に対するUAとGAv4の考え方の違い
- UAは正規表現でマッチングさせるときデフォルト「含む」扱いだがGAv4は「完全一致」。正規表現を選んで文字列検索をするというニーズがあるかは分かりませんが、ワイルドカード等適切に書きましょう
- eコマースデータ収集ドキュメントの日本語化
- UAとGAv4では所々違っていて、この部分はちょっと混乱を招きそう...。UA側でeコマース設定をしていてGAv4を追加で設定する場合、既存を残しつつGAv4版を追加設定する必要がある
- 接続済みサイトタグに関する検討事項ドキュメントの日本語化
- 接続済みサイトタグはGAv4を手軽に導入するには便利なのですが、configまわりや広告データ連携、カスタムディメンションのスコープ無視等、いくつか気をつけておかねばなりません
- ユーザーベースセグメントに関するデータ制限期間が少し延長
- 90日 -> 93日
- Bigqueryのスキーマにeコマースのtransaction idが追加
- Data API V1プレビュー版追加
- GAv4版のレポーティングAPIですが、コンテンツ自体は一応10月から存在はしていました。今回各種メニューにも追加された形。
- APIの詳細ドキュメントも結構追加されていてCore Reporting APIと同じ程度には存在するので開発側に支障は出なくなっているかも。
- Admin APIプレビュー版追加
- 統合的な分析ツール開発者は必要になるAPI群ですね
- GAv4のMesurement Protocol制限事項が1つ追加
- 一番下の注釈が追加されていたものの、初回ユーザと60日以上アクセスがなかったユーザに対する8時間ディレイとは...
- GAv4ページビューイベント送信停止ドキュメント、UA無効化ドキュメント、広告機能無効化ドキュメントの日本語化
- プライバシーまわりに気をつける場合は確認
- 各種ドキュメント日本語化。タグ設定、ユーザプロパティ、eコマース、イベント、例外測定
- 例外測定スルーしていましたが、実は結構使える機能かもしれない...
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