Screaming Frog SEOでサイト内リンク構造分析

連日「Screaming Frog SEO Spider」をなぜか押した記事を投稿しておりますが(笑
Screaming Frog SEO Spider」では今までご紹介したようなタイトル重複をチェックしたり、競合他社を調査したり、クローラビリティをチェックできるだけではありません。

前回「クローラビリティ」として、ページの深さをグラフ、数値で取得できることをお伝えしました。また、ページが深いURLリストを取得できるので、深いページに対して何らかの手を打つ事が可能になることをお伝えしました。

それに派生して、今回は「リンク分析」をご紹介します。
凄いざっくりとした「nanapi」さんのURLのリンク構造をビジュアル化してみました。



今回、URLをグルーピングせずに、生データをそのままビジュアル化したので、イマイチ良くわからない状況になっていますが、グルーピングするとこのページ間の結びつきがわかりやすくなります。

では、実際にデータの取得方法をご紹介しましょう。

リンク構造の元データを取得する

Screaming Frog SEO Spider」でクロールが終わったらツールバーの「Bulk Export」で「Success(2xx) In Links」を選択して、データをダウンロードします。


出力される項目はこのようなものです。

  • "Type"
  • "Source"
  • "Destination"
  • "Alt Text"
  • "Anchor"
  • "Status Code"
  • "Status"
  • "Follow"

画像なども含まれてくるので、Alt Textという項目があったりしますが、利用するのは「Source」と「Destination」です。
即ち、どのURLからどのURLへリンクが貼られているかというデータです。

クロールとリンク関係は全く別なので例えば100ページクロールしていた場合、出力されるデータは200だったり300といったリンク関係が出力されます。

あとはビジュアル化するだけです!
単純にURLの紐付きだけでビジュアル化してもいいし、線の太さをリンク数などで重み付けしてもいいでしょう。

単純にページの階層が深いとか浅いというだけではなくて、特定のページ群がどのページ群とどれくらいの結びつきでリンクをしているか・・・といったデータまで見えます。
ページ群といったグルーピングに関しては、自社サイトと競合サイトで一緒に行ってみると良いと思います。

どうでしょう?
そろそろ「Screaming Frog SEO Spider」の凄さがわかってきましたか??(笑

<ご参考>
Screaming Frog SEO Spiderとその使い方・活用法に関する記事はこちら
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