Screaming Frog SEOのクリック階層の概念を単純構造のウェブサイトを使って整理する

Screaming Frog SEO Spiderで何度かクロールバジェット的な意味で重要だと言ってきた「クリック階層」について、ちゃんと理解をすべく調べてみました。

まずは単純なサイト構造を容易してクロールをさせるとクリック階層を表す「Level」はこのようになりました。



実際のデータはこんな感じです。


もちろん、これをツール内の「Depth Stats」でグラフにするとこうなります。


では、リンクをこのように一本加えて、もう一度クロールしてみます。


そうすると、Level3にあった「1-3.html」がLevel2へ昇格しました。


Depth Statsも同様です。


以上のことから、以下のことが分かります。

  1. Screaming Frog SEOのクリック階層は最短ルートのLevelを表す
  2. Screaming Frog SEOでクリック階層が深いページ群は本当に横導線などが存在しなくページが深い。そして深いページはIndexされにくい。
これを踏まえて前回お見せした、複数社のウェブサイトを見ると各社のSEO担当者、委託業者の頑張り具合が分かるといった言葉の意味が少し分かっていただけるかなと思います。



ぜひ皆さんの会社のウェブサイトも、実際のクリック階層を意識してみてください。

<ご参考>
Screaming Frog SEO Spiderとその使い方・活用法に関する記事はこちら
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