Google Chrome Canaryバージョンで、「ビーコン」が有効化可能になった

去年からWEBの高速化に対するパフォーマンス系APIの勧告認定やら色々と動きが慌ただしいのですが、Google ChromeのCanary版で2014年2月に編集者草案となっている「ビーコン」が有効化できるようになったようです。(flagsページで有効化)

via Ilya Grigorik


今後、勧告認定されるかどうがは現状分かりませんが、最近の動きを見る限りはその可能性は高いような気もします。

こういう技術回りは専門ではないので詳しい説明は他の方に譲りたいのですが、僕の理解では今までWEB解析系のタグをやりとりするためには同期的なXHRが発生していたため、ユーザー側へのウェブ表示を遅らせる可能性がありました。また画像を使い遅延ロードで解析をした場合もデータの信頼性が揺らぐなどのマイナス影響があったのですが、それを解決する仕様が、この「ビーコン」です。

W3CにはsendBeacon methodの例としてこのようなソースが書かれています。

window.addEventListener('unload', logData, false);

function logData() {
    navigator.sendBeacon("/log", analyticsData);
}

Firefox側もnavigator.sendBeaconへ取り組んでいるようですし、次の展開が非常に気になるところです。
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