当たり前といえば当たり前。でも注意したいユニバーサルアナリティクスでのユーザーレベル条件

海外の投稿でこんな事例がありました。
ユニバーサルアナリティクスで特定の日付、例えば5月1日にUser Idをもった「Aさん」が「ページ1」にアクセスをしました。
それをAnalytics画面から"「Aさん」で、かつ「ページ1」を見た"という条件でユーザーレベルの条件を表示させます。


表示期間に5月1日を含んでいた場合は、確かに正しく「ページ1」を見た「Aさん」のセッションが確認できます。


しかし、一方で5月1日を含まない期間で検索をした場合、確かに「Aさん」は「ページ1」を閲覧したユーザーであるにも関わらず、データは0件となります。


たしかに期間内に「Aさん」は「ページ1」を見ていませんので結果は正しいと感じますが、効果検証を行うにあたって期間を長くすれば長くするほど該当ユーザーが多くヒットし、効果が高いと判定されてしまったり、単純に営業日サイクルで検証したりした場合、本当に見たいデータが見えない、もしくは結果の見方を誤ってしまう可能性を秘めています。

したがって、期間選択には注意が必要となります。
ユーザーレベルでの分析ではコホート分析などに利用すると最も良いと思いますが、Analyticsの解析レベルを再度意識する事が大事だなと感じました。
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