【Google Tag Manager】先週リリースされたJavascript Error Eventlistnerを試してみる

先週の金曜日、Google Tag Manager(GTM)のタグにJavascript Error Eventlistenerが追加されました。
以前、解析界隈でJavascriptのエラーをtry/catchを使ってエラー計測出来るよねという話があったのですが、タイムリーな事にGoogleが正式にイベントリスナーとしてリリースをしたという感じです。
まだヘルプの更新はされていないのですが、使い方は通常のイベントリスナーと同じように設定します。とはいっても、毎回設定を忘れてしまうのでGoogle検索からスタートしてしまうダメな感じなのですが・・・(笑

1.タグでJavascript Error Eventlistenerを設定します。



2.マクロを設定します。
「Javascript Error Eventlistener」を設定すると、いくつかの変数を取得出来るようになります。
海外の情報だと・・・
「gtm.errorMessage」にjavascriptのエラーメッセージ、「gtm.errorLineNumber」にエラー行ナンバーがInt型で返ってくるようです。
「gtm.errorUrl」というものもあるようなのですが。

今回はjavascriptのエラー内容を取得したいので、単純に「gtm.errorMessage」だけをdataLayerとして指定します。


※エラー行数なども変数に指定して、一緒にエラーの状況を取得出来るようにできるはずです。


3.エラーをイベントで取得する。



発火条件は、eventがgtm.pageErrorと等しい場合です。



そんな感じで、今回はテスト的な感じですがサクッとエラーメッセージを取得できました。



 ぜひ試してみてください。


【参考】
Google Tag Managerに関するまとめ
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