どこどこJPとClickTaleを用いたウェブ改善と営業効率の上昇 - Part1

今回5月21日と6月18日に開催された「スキルアップ・コンテンツ委員会」の定例会といたしまして、「GAのカスタム変数を活用してセグメントしたユーザの分析」をテーマに行われたセミナーのご報告と、私自身が行った発表内容を全4回に渡ってご紹介させていただきたいと思います。


利用するツールはタイトルにありますとおり、「どこどこJP」と「ClickTale」、それからGoogle Analyticsの3つです。
Google Analyticsに関しましては、説明するまでもないと思いますが、その他2ツールに関しましては簡単にご紹介させていただきます。


エリアターゲティング(ジオターゲティング)を得意としており、アクセスをしてきたユーザーのアクセス元地域を特定したり、企業データを特定するなど、Google Analyticsとの連携だけでなく地域別・企業別広告配信などに活かす事も可能なツールです。





イスラエルの企業が提供しているツールで、基本的なアクセス解析機能の他に「ビデオプレイバック」機能、ヒートマップ(スクロール、クリック、マウスオーバー、アテンション)、コンバージョン解析(フォーム、コンバージョンファネル、リンク解析)機能など、ウェブ改善には欠かせない多様な機能を備えております。






さて、今回の設定は以下のようになっております。



■解析サイト

目的
対象サイトをよく閲覧されている企業および、コンバージョンされた企業を特定し、その閲覧行動を見ることでコンバージョンするユーザーの特徴をつかみ、営業へ繋げることが出来るかどうかを検討する。
またはサイトを改善し、よりコンバージョンに結びつく改善策を提案する。


■仕組み(設定)
対象サイトの解析にはGoogle AnalyticsとClickTaleの2つを利用し、それぞれの解析データを見る。

以下は少しわかりにくい図になりましたが、対象WEBサイトを閲覧すると自動的にGoogle AnalyticsとClickTale側へ情報が飛びます。
サイトを閲覧するとGoogle Analyticsのカスタム変数を利用して、ユーザーのIPアドレスから特定された企業情報をGoogle Analyticsへ情報として受け渡します。




また、企業情報とClickTaleのユーザーIDを紐付ける事で該当企業の担当者が実際に行なっている行動をヒートマップレコーディング機能を利用して閲覧します。

次回は分析を行う前段階として、目的を達成するために私が今回考えたユーザーモデリングについてご紹介します。
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