2024年10月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

  先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

ドキュメント内の「ユーザー」は大体「アクティブユーザー」へ書き換えられています

■Google Analytics

  • データの更新頻度
    • 「前日のデータ処理のタイムライン」項目追加
    • データ分析可能となるのは昼前後、レポートで日次データが利用可能になるのは午後 3 時 30 分とのこと
  • カスタム チャネル グループ
    • プロパティごとの上限 > 各グループ内のチャネル数: 25 -> 50
  • セグメント ビルダー
    • セグメントの種類
      • ローカル セグメント
      • プロパティ単位のセグメント
      • カスタム セグメント
    • 「保存できるセグメントの数は、標準プロパティごとに最大 50 個、360 プロパティごとに最大 200 個です。」
  • レポートを共有、エクスポートする
    • 「レポートを CSV 形式または Google スプレッドシートとしてダウンロードする場合、ファイルに含まれるデータは最大 10 万行です。」
  • BigQuery Export
    • 「BigQuery Export types」の表が追加
    • 日次やストリーミングなどエクスポートタイプごとの処理時間や制約など
  • イベントについて
    • ヒント追加
    • 「ヒント: Chrome デベロッパー ツールを使用すると、グループ化されたイベントがサーバーに送信される前に、そのペイロード サイズを確認できます。」
  • 設定の制限
    • 「データのエクスポート」項目追加
  • リアルタイム レポート
    • 「ユーザー獲得の処理」項目の追加
  • 予測指標
    • 探索レポートですべてのユーザを指定しても「予測指標が利用可能なユーザー」と「予測指標が利用できないユーザー」に二分される
  • プロモーション レポート
    • ディメンションに「アイテムリスト位置」追加
  • オフライン イベントをインポートする
    • リードジェネレーション用のオフラインイベントテンプレート公開「Download the CSV import template for Lead Gen offline events」
  • オーディエンスの候補
    • 推奨イベントを活用を元にオーディエンス候補が表示される
    • ※直近Lead Generationまわり含め、推奨イベントを元にしたレポートなど機能が複数出てきているので、推奨イベントについては再度確認しておきたい
  • Google アナリティクスと Google 広告におけるユーザー数の相違
    • 「ユーザー識別スペース」項目追加
  • 移行ガイド: 初心者向け
    • 夏時間採用国に関する案内追加
    • 自動的に処理されるけどタイムゾーンの変更は、そのタイミング以降のデータにのみ反映される
  • BigQuery Export schema
    • 「session_traffic_source_last_click」の項目が大幅追加
    • 「publisher (Early access only)」追加
  • Measurement Protocol Reference
    • 渡すデータに「user_data」が追加
    • これは同意を得た顧客についてメールアドレスや電話番号などをsha256などの暗号化をしたうえで送るというもので、通常のGA4側にも3ヶ月程度前から導入されている
  • Google アナリティクス 360 の非サンプリング データ探索
    • 「Google アナリティクス 360 の各 GA4 プロパティでは、プロパティごとの 1 日あたりのトークンの割り当て数が 20,000 に、クエリあたりのトークンの上限は 5,000 に設定されます。トークンはそのプロパティを使用するすべてのユーザーで共有されます。」
    • ということで割当数が300 -> 20,000へ増加しています
  • Create a report
    • RunReportRequestを利用したデータ取得で1度に取得できるデータ数の最大が100,000 -> 250,000へ拡大されています
  • properties.reportTasks
    • samplingLevel項目が追加
    • reportTaskも機能が充実してきましたね
  • [新規]ベンチマーク

2024年9月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

 先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

■Google Analytics

  • ユーザーに関する指標を理解する
    • 「1 秒以内に user_engagement イベントが検出されると、そのユーザーはアクティブ ユーザーと見なされます。」
  • ユーザーデータをインポートする
    • 「ユーザーデータのインポートの制限」項目追加: 最大 10 個作成
  • データ インポートについて
    • データ インポート タイプごとの上限が追加
      • 費用データ: 最大 5 個(すべてのインポート ソースで 1 GB)
      • 商品データ: 最大 5 個(すべてのインポート ソースで 1 GB)
      • ユーザーデータ: 最大10個
      • オフライン イベント: 最大10個
      • カスタム イベントデータ: 最大 5 個(すべてのインポート ソースで 1 GB)
  • データソースについて
    • 「既存のデータソースにデータを再インポートすると、以前にインポートされたデータは保持され、インポートされた新しいデータが追加されます。インポートされたデータに、以前にインポートされたデータと同じキーセットが含まれている場合、データは上書きされます。」
  • 除外する参照を設定する
    • 自己参照について
      • 「デフォルトでは、トラフィックが「参照 URL なし」ではなく自己参照の場合、参照元 / メディアは新しい参照元として測定されません。」
  • Suggested audiences
    • 推奨イベントに基づくオーディエンスが提供されるように
  • Google タグ設定を指定する
    • 「同意モードのオーバーライドを設定する」項目追加
    • データストリーム設定に存在する選択内容
  • イベントについて
    • イベントグループの各バッチには最大 20 個のイベントが含まれる
    • 「データが送信されるたびにイベントデータのサイズが 16 KB に制限されます。サイズの上限は、個々のイベントとグループ化されたイベントの両方に適用されます。」
  • 最適化案
    • 「おすすめの機能」「未使用または誤って設定されたディープリンクを修正して、コンバージョンを増やし、アプリのエンゲージメントを高める」「リリースのお知らせ」を追加
  • 設定の制限
    • 「アドホック クエリあたりの最大イベント数」項目を追加
    • アドホッククエリが何を指しているか...パッと見た感じ分からず
  • ユーザー獲得レポート
    • 表示指標追加
      • リピーター
      • 合計ユーザー数
  • トラフィック獲得レポート
    • 指標の一部計算式などを追加
      • セッションあたりの平均エンゲージメント時間: ユーザー エンゲージメントの合計時間 ÷ アクティブ ユーザー数
      • エンゲージメント率: エンゲージメント セッション数 ÷ 合計セッション数
      • 総収益: 購入額 + アプリ内購入額 + サブスクリプション額 + 広告収益
  • Audience size differences between Google Analytics and Google Ads
    • 「Identity spaces」項目追加
  • Google オーガニック検索トラフィック レポート
    • 「デフォルトの検索エンジンのリスト」追加
    • ドコモとか楽天など、日本のメディアもポツポツ載っていますね
  • レポートのスケジュールを設定する
    • 「スケジュール設定されたレポートを削除する」項目で1つだけ削除する方法の他に、一括削除方法を追記
  • About deep links
    • 「Implement missing deep links or fix misconfigured deep links」項目に「Misconfigured deep links」項目追加
  • データ探索ツールを使ってみる
    • 「期間を調整する」項目で、既定の期間、例えば「過去28日間」の場合は毎回レポートを開いたタイミングでの過去28日間ということで動的な期間なのに対し、カスタムの期間だと固定だという点を明記
    • GA4は当初、どちらも固定だったけど改善された機能。確かにヘルプに記載は無かったですね
  • [新規]トランザクション ID レポート
  • [新規]Access Google Analytics custom reports from BigQuery
    • Google Spreadsheet拡張を用いたデータアクセス

2024年8月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

  先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

今月もそれほど大きな変更はない気はします。BigqueryテーブルにバッチID系のカラムが出来たのでシーケンス分析などは、よりやりやすくなったのではないでしょうか?

そういえば最近GAの試験を100点でパスしたのですが、これ真面目にやるほどバカを見ますよね...

■Google Analytics

2024年7月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

 先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

■Google Analytics

■Google Tag Manager

2024年6月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

今頃になって「探索レポート」のラインチャートで任意の場所を拡大表示出来る事を知りました。あと7月1日の日本時間16時、UAのカウントダウンが0になる瞬間を画面で眺めていました

■Google Analytics

    2024年5月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

       先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

    ■Google Analytics

    ■Google Search Central

    GA4の比較保存機能がリリースされた

     今までGA4の各レポートで比較、すなわち「ずべてのユーザー」と「検索経由」など、様々な条件で比較する場合、都度指定する必要があったが比較条件を保存することができるようになった。これは待ってたアップデートです

    機能でいうとレポート上部にある、この部分です。

    レポートにアイコンが表示されていたり、比較機能を利用しようとした際に気づいた方も多いと思います。

    ■保存されている「比較」条件

    「比較」条件が保存されている場所は「管理」画面内の「データの表示」だが、各レポートで「比較」を行う画面から簡単にアクセスすることができる。


    ■デフォルト「比較」条件

    無料ユーザーは最大50個、360ユーザーは最大200個まで


    使い方に関してはGoogleのヘルプをご参照ください。