構造化データ - speakableの構造化データテストツールでの見え方

日本語に現段階では対応していないのですがSpeakableをヘルプに沿って対応してみると一見エラーはなさそうに見えますが、必ず中身を確認して自分が思っていたデータがspeakableとして選択されていることを確認する必要があります。

ヘルプだと、こんな書き方がされています。

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{
  "@context": "https://schema.org/",
  "@type": "WebPage",
  "name": "Quick Brown Fox",
  "speakable":
  {
  "@type": "SpeakableSpecification",
  "xpath": [
    "/html/head/title",
    "/html/head/meta[@name='description']/@content"
    ]
  },
  "url": "http://www.quickbrownfox_example.com/quick-brown-fox"
}

このspeakableはxPathかcssSelectorのどちらかで設定が出来ることとなっています。xPathやcssSelectorでちゃんと対象が抜き出せているのかを確認する必要があるという話なのですが、最初に述べたとおりこのxPathやcssSelectorで適切にデータが抜き出せなくても現在エラー表示にはなりません。

中身を見るとxPathの場合、xPathの欄と適切に抜き出せていた場合は value 欄がありますが、適切に抜き出せなかった場合はこの value 欄がありません。ただ、その状態でもエラー表示にはならないということです。

私はxPathで実装したのですが、このspeakableで指定できるxPathはやや癖があるのか、何度も適切に抜きだされているかを確認しながら作業したのですが最終的にはChromeのDev Tools側でコピーできるxPathを基に作るのが一番早かったです。

Dev ToolsにxPathのコピーとFull xPathのコピーの2種類があります。どちらもspeakableには使えそうでしたが、少し注意点としては意外と(?)HTMLが定義に従って丁寧にかかれていないと抜き出す事が出来ないということくらいでしょうか。この点は試行錯誤しているときに気づいたのですが、 text() を使って抜き出そうとしても抜き出せない事もあったりして、当たり前なのかもしれませんが、ちゃんとHTMLがキレイに書かれているウェブサイトでないと上手く抜き出せないかもしれません。

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