Google検索結果ページからコンテンツ側へのPLA展開

Googleの商品広告、所謂PLAは恐らく今まで国内では検索結果ページのみで展開をしていたと思われますが、海外で去年10月頃に発表されたAdsense for Shoppingという、Adsense枠にも商品広告が表示される商品が少しずつ展開されてきているようです。


これはKDDIが提供するauone.jpのスマートフォンサイト、ショッピング検索ページ
海外でこのプロダクトがリリースされた後、その後のパフォーマンスなどの情報は一切出てこず、自分のブラウザ設定に起因するかは分かりませんが、リリース直後にこの商品広告が表示されることがあるとされるウェブサイトを閲覧していたけれども、全然見ることが出来なかったような気がしています。

少し広告表示について調べてみると、どうやらGoogle検索でPLAが表示されるパターンではAdsense for Shoppingも表示されるようですが、Google検索結果にPLAが表示されない検索クエリの場合は、Adsense for Shoppingも表示されないように見えます。

「デジタルカメラ」で検索した場合のauone.jp


Google検索をしたみた時。


コンテンツについては、Google検索で表示されるPLAの1位の商品がよく表示されるように見えますが、必ずしもそうだと断言出来るものではないようです。また、全く同一ページでもリロードすると別の商品が表示されたりするので、Google側もCTR等で表示する商品を最適化しているのかもしれません。

Googleショッピング側のカテゴリ名で検索しても、必ずしもPLAが表示されるわけではない事を考えると、恐らくPLAを表示するロジックはGoogle検索結果でコマースサイトがクリックされているとか、何かの指標を色々組み合わせて商品を表示すべきとGoogle側が判断した場合に限って表示しているのでしょう。

Adsenseのコードは通常のものと異なり、Adsense for Shoppingの専用コードとなっていますが、現状のAdsense for Shoppingで提供されるフォーマット「Multiple」側では「Query」が必要となっている事と、「Single」フォーマットでは「GTIN」が必要となっている事を考えると、コンテンツマッチという形ではないため、展開出来るウェブサイトはそれほど多くなく、また導入企業が爆発的に増えるようなものではないように思ったりしますが、ゆくゆくはAdsense枠として一つのコードに統一されてくるのかもしれませんね。

auone.jpからリンクされているパラメータを見てみると

  • ai
  • sig
  • adurl
  • ctype
  • clui
  • nb
  • res_url
  • rurl
を持っているようです。
外部のサイトで色々調べてもパラメータの意味を完全に解説できているサイトはなさそうなので、なんとも言えませんが、Adsense for Shoppingではリンク元サイトのURLの他に、リンク元サイトに来る一つ手前だと思いますがrurlに参照元が入っているように見えたりします。

この辺の値は常に固定っぽい?

ctype=5
clui=1
nb=9
cluiは以前cdとなっていた表示ランキングというか、表示順序の値っぽいですね。
今後は日本でも採用する企業が増えていくのでしょうか。
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