CalOPPA施行後も今のところ大きな混乱は無し?

2015年だと勘違いしたいたのですが、2014年1月1日から効力が発生しているというニュースがあって気づきました。

「The California Online Privacy Protection Act」所謂CalOPPAが施行されました。これは個人のプライバシーに関連する法案ですが、要するにブラウザのDo-Not-Track(DNT)に関するもので、DNT機能のオン・オフに関する手続き方法の提示だけでなく、サードパーティのWebサイトをまたいでトラッキングが発生し、それを追跡する場合などはDNTシグナルに注意する必要性があるという内容です。(参考)

特に広告業界が最も影響を受けるわけですが、それに伴って利用規約の例を提示しているTermsFeedではDNTに関するディスクロージャー例を出しているようです。
ブラウザごとのDNT設定方法についても同サイトで示されています

TRUSTeの調査では2013年の10月下旬でサードパーティークッキーの数は減少傾向にあったようです。

プライバシーポリシーのアップデート告知方法についてはGoogleやLinkedInの方法がTermsFeedで示されていますが、何だかヨーロッパでのクッキー法案の施行の時が思い出されますね。

詳しい解説は専門の方にお任せいたしますが、日本でもCookieに依存しないトラッキング方法が2012年から2013年はいくつか提示されてきました。Privacyに関しては米国のNSAの件もあり、世界的に議論され、足並みをそろえた法令整備がされる可能性もあると思います。

RTBやDMP関連の世界にも大きな影響を与えかねません。プライバシーに関しては2014年、大きく動くかもしれませんね。
Share:

0 コメント:

コメントを投稿