先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。
■Google Analytics
- イベント収集の制限
- 1 ユーザー 1 日あたりのコンバージョン数: 10,000
- 1 ユーザー 1 日あたりのイベント数: 100,000
- データ削除リクエスト
- 「統合プロパティ」を利用している場合のデータ削除は参照元でデータ削除リクエストを行っても統合プロパティ側は削除されない。逆も然り。
- User engagement
- 「Keep in mind」項目追加
- engagement timeがウェブおよびアプリで長い時間計測されることがある。ウェブに関してはレアケース。アプリに関してはバックグラウンドプロセスなど。
- 購入経路レポート
- 「オープン型とクローズド型のファネル」項目追加
- オープン型はデータインポートの検証にも使える
- 自動収集イベント
- 「app_remove」はGoogle Play Consoleの数字とは異なる
- オーディエンスの候補
- オーディエンス候補がジャンル別となり、オーディエンス候補の説明が分かりやすくなった
- 予測オーディエンス
- 「オンライン販売の促進」向けのオーディエンスの候補
- 「見込み顧客の発掘」向けのオーディエンスの候補
- 「ゲーム」向けのオーディエンスの候補
- その他のオーディエンスの候補
- ユーザー提供データの収集
- 「ユーザー提供データの収集に関する機能の考慮事項」で以下各項目ごとの考慮項目と説明追加
- プロパティ設定でユーザー提供データを管理する
- モデリングとアトリビューションの利用可能時期
- クロスデバイス リマーケティング
- ユーザー属性とインタレスト カテゴリ
- トラフィック アトリビューション
- Measurement Protocol
- 正規表現(REGEX)について
- 「正規表現の完全一致と部分一致」項目追加
- Import user data
- データインポートにおいて「%imported」と「match rate」は常にブランク
- データ品質はUser IDインポートタイプでサポートされていない
- Google アナリティクスのキーイベントに基づいて Google 広告コンバージョンを作成する
- 「Google アナリティクスのウェブ データソースを設定する」項目追加
- カスタム チャネル グループ
- 「カスタム表のカスタム チャネル グループ」項目追加
- Event naming rules
- 予約語に「ad_impression」追加
- 収益化の概要レポート
- 広告収益にはAdMobを含む
- Benchmarking
- ある程度のデータ数が無いと駄目
- ベンチマークデータは24時間間隔更新
- 「Sample scenarios」項目が表形式となって見やすくなった
- データソースを接続する
- 日本語へ翻訳。Redshift、S3、BigQuery、GCS、Spreadsheet、HTTPS、MySQL、PostgresSQL、Snowflake
- ページビューの測定
- 「ページビュー測定を無効化する」項目追加
- イベント
- アプリ専用の「in_app_purchase」イベント追加
- Measurement Protocol のリファレンス
- 「validation_behavior」パラメータの追加。
- Mesurement Protocolの利用する場合、開発環境では「ENFORCE_RECOMMENDATIONS」を指定してデバッグ。本番ではvalidation_behaviorパラメータを指定しない