先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。
■Google Analytics
- レポートに表示される「(not set)」という値の意味
- session_startイベントの無いセッションが発生する条件を追加
- GA4 設定タグのトリガーが「初期化」トリガータイプを使用するように設定されていない場合に発生することがあります
- 自由形式のデータ探索
- 表オプションに「ネストされた行」追加
- BigQuery Export のセットアップ
- リージョン間のデータ移行についての記述追加
- 「クロスリージョン データセット レプリケーションを使用して、データセットを別のリージョンに移行することもできます。データセットを移行すると、BigQuery へのリンクを削除しなくても、データセットを別のリージョンにコピーまたは移動できます。」
- これ個人的に知りたかった
- 自動収集イベント
- アプリの自動収集イベント名が一部変更されています。従来のイベント名はiOSのみでAndroidは別のイベント名となる
- firebase_in_app_message_action: Android版はfiam_action
- firebase_in_app_message_dismiss: Android版はfiam_dismiss
- firebase_in_app_message_impression: Android版はfiam_impression
- first_visit / session_startイベントのパラメータ追加
- client_id
- ga_session_id
- ga_session_number
- ignore_referrer
- page_location
- page_referrer
- page_title
- traffic_type
- データ削除リクエスト
- 「コンバージョン レポート」項目追加
- コンバージョンデータも削除されてレポートからも消える
- データの更新頻度
- 標準プロパティ(当日)の標準的処理時間が4~8時間 -> 2~6時間へ短縮
- Consent type
- ad_user_data: コンバージョントラッキングへ影響が出ることを明記
- ファネル データ探索
- 「(次のアクションなし)」に関する注意事項追加
- User Deletion API の制限と割り当て
- 削除リクエスト条件がシンプルに。今まではプロジェクトごとやIPアドレスごとなど細かく設定されていました
- Google AdSense を Google アナリティクスに接続する
- GAとAdsenseのデータ違い原因として以下追加
- config コマンドが設定されていない
- 接続済みのサイトタグを使用している
- 費用データをインポートする
- 必須フィールド: キャンペーンの参照元、キャンペーンのメディア、日付
- オーディエンスのエクスポート データに関する想定
- 「ユーザー数のレポート」項目追加