2023年3月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート
以下は先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。
■Google Analytics
- アカウントの構成例
- 各アカウントで作成できる最大プロパティ数 100 -> 2000 👀
- viewが作成出来ない分、一気に増やしたのでしょうか
- サブプロパティについて
- サブプロパティ作成上限なし -> 最大400個
- アカウント上限のプロパティ数は100 -> 2000
- 自動収集イベント
- page_locationの上限 420 -> 1000 👀
- まさか以前日本語ヘルプで1000に書き換えられたのが先走った更新だったのか、英語ヘルプ側が間違って更新されたのか...
- (新)カスタム チャネル グループ
- 待ってました...Unassignedからほぼサヨナラしました。
- 良い点としてUAと同様過去データにも適用された点です
- 簡単なブログを投稿しました
- イベントの収集に適用される制限
- 「イベントあたりのアイテム スコープのパラメータ」追加。最大27個のアイテム単位カスタムパラメータ
- 割り当て
- クレームが多くて早めに対処されたのでしょうか?
- 上限が標準プロパティで1250、360プロパティで12500だった部分が全て1750、17500へ増えています。
- 1 プロジェクト、1 時間、1 プロジェクトあたりのコアトークン
- 1 プロジェクト、1 時間、1 プロパティあたりのリアルタイム トークン
- プロパティごとの時間ごと、プロパティごとの目標到達プロセスのトークン
- カスタム ディメンションとカスタム指標
- アイテムスコープのカスタムディメンション制限が追加。標準プロパティで10、360プロパティで25(他の制限事項一覧ページでも記述)
- About Data Import
- 保存容量の上限が360プロパティでは1TB
- 1 日あたりのアップロード量として回数上限が24 -> 120回
- デフォルト チャネル グループ
- 有料ショッピングのGoogle Adsで今までは広告ネットワークで判定されていたものがキャンペーンタイプ「ショッピング」で判定されるように。
- アナリティクスでイベントを変更、作成する
- 管理画面で「イベント作成」ボタンが表示されない場合の注意書き追加
- 「重要: 表の右上に [イベントを作成] ボタンが表示されない場合は、イベントの作成と変更に必要な編集者または管理者のロールを付与されていないことを意味します。」
- Event creation vs. audience triggers
- サブプロパティ・ロールアッププロパティでのサポートとして、イベント作成は「なし(クライアントサイドで計算されるため)」、オーディエンストリガーは「あり(クライアント サイドではなく、データ処理中に計算されるため)」
- Import conversions into Google Ads
- 今後数週間でGoogle AdsへGA4ウェブコンバージョンデータをクロスチャネルすコプでインポートするとのこと。
- 「In the coming weeks, Google Ads will import Google Analytics 4 web conversions on a cross-channel scope, using the attribution model selected for that conversion in Google Ads (including non-last click models).」
- URL 生成ツール: カスタム URL でキャンペーン データを収集する
- 先月紹介していますがutmの必須パラメータの数に関するアナウンスが日本語ヘルプにも反映されています。
- 「ユニバーサル アナリティクス サイトの URL パラメータを設定する場合は、少なくとも utm_source と utm_medium を追加する必要があります。」
- 「Google アナリティクス 4 サイトの URL パラメータを設定する場合は、少なくともutm パラメータを 1 つ追加する必要がありますが、どの utm パラメータでもかまいません。」
- データの更新頻度
- 「プロパティのカテゴリ」項目追加。イベントデータサイズにおける「標準」「大」「特大」の説明
- Google アナリティクスの動画チュートリアル
- 動画追加
- Google アナリティクスのカスタム ディメンションとカスタム指標
- Google アナリティクスのコンバージョン
- レポートとデータ探索におけるデータの違い
- 「行動モデリングを使用する場合の違い」追加
- データ削除リクエスト
- 「リクエストの作成後」項目以降がほぼすべて書き変わっています。削除処理される場合にはご参照ください。
- 先月に引き続き各標準レポートの項目説明が書かれています。日本語側も続々と更新されているので、アップデートのあったリストをメモ
- トラフィック獲得レポート
- アプリ内購入レポート
- e コマース購入レポート
- コンバージョン レポート
- Publisher ads report
- イベント レポート
- ページとスクリーンのレポート
- Google Ads campaigns report
- オーダー クーポン レポート
- ランディング ページ レポート
- ユーザー属性の詳細レポート
- ユーザーの環境の詳細レポート
- API Dimensions & Metrics
- 以下追加
- dayOfWeekName
- isoWeek
- isoYear
- isoYearIsoWeek
- yearMonth
- yearWeek
- (翻訳)データ サンプリングについて
- (翻訳)「(other)」行について
- (新)GA4 移行のチュートリアル(動画)
■Google Tag Manager
- 既存のタグ設定を分析する
- 「接続先サービスを表す Google タグの接頭辞」が変更されています
- 色々これについて調べていたのですが、ちょっと内容が理解できず。。。
- 確かに現状GA4のGoogleタグページにGTで始まるIDが記載されており、GA4のヘルプでもGTのタグについて触れられている部分はあるのですが...
- タグ プラットフォーム ラーニング センター
- 学習コンテンツが追加されたようだ