[GA4]コンバージョンのSession/Eventごとカウント

 コンバージョンイベントの計測方法がイベントごとにカウントするか、セッションごとにかうんとするか選べるようになりました。

セッションごとに1回の設定とした場合は、1セッション中に3回コンバージョンイベントが発生しても1回として計測するもの。

■設定

1. 「管理」>プロパティ>コンバージョン

2. コンバージョンリストから、カウント方法を変更したいコンバージョンイベントの三点リーダーから変更画面へ


3. カウント方法を変更する



UAとGA4でコンバージョン計測の方法が違ったために検証が出来なかったり、数字の正しさに不安を持つ方も、この変更である程度疑問が解消されるかもしれません。


2023年3月のGoogle Analyticsドキュメント系アップデート

  以下は先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。

■Google Analytics

  • アカウントの構成例
    • 各アカウントで作成できる最大プロパティ数 100 -> 2000 👀
    • viewが作成出来ない分、一気に増やしたのでしょうか
  • サブプロパティについて
    • サブプロパティ作成上限なし -> 最大400個
    • アカウント上限のプロパティ数は100 -> 2000
  • 自動収集イベント
    • page_locationの上限 420 -> 1000 👀
    • まさか以前日本語ヘルプで1000に書き換えられたのが先走った更新だったのか、英語ヘルプ側が間違って更新されたのか...
  • (新)カスタム チャネル グループ
    • 待ってました...Unassignedからほぼサヨナラしました。
    • 良い点としてUAと同様過去データにも適用された点です
    • 簡単なブログを投稿しました
  • イベントの収集に適用される制限
    • 「イベントあたりのアイテム スコープのパラメータ」追加。最大27個のアイテム単位カスタムパラメータ
  • 割り当て
    • クレームが多くて早めに対処されたのでしょうか?
    • 上限が標準プロパティで1250、360プロパティで12500だった部分が全て1750、17500へ増えています。
      • 1 プロジェクト、1 時間、1 プロジェクトあたりのコアトークン
      • 1 プロジェクト、1 時間、1 プロパティあたりのリアルタイム トークン
      • プロパティごとの時間ごと、プロパティごとの目標到達プロセスのトークン
■Google Tag Manager
  • 既存のタグ設定を分析する
    • 「接続先サービスを表す Google タグの接頭辞」が変更されています
    • 色々これについて調べていたのですが、ちょっと内容が理解できず。。。
    • 確かに現状GA4のGoogleタグページにGTで始まるIDが記載されており、GA4のヘルプでもGTのタグについて触れられている部分はあるのですが...
  • タグ プラットフォーム ラーニング センター
    • 学習コンテンツが追加されたようだ