以下は先月更新されたドキュメントの中でも、ちょっと個人的に気になったものです。
■Google Analytics
- 除外する参照を設定する
- 除外する参照は「最大50件」の記述追加
- Apply filters to reports
- 詳細レポートにフィルタを適用する場合、ディメンションがグレーアウトする場合の注意書きを追加。これ時々出くわすんですよね...
- データ互換性がない場合はグレーアウトする
- 「If a dimension is incompatibile with other dimensions in the report, the dimension name is grayed out. 」
- UAでも「スコープに気をつけよ」と口酸っぱく言われていたと思いますが、UAの場合は組み合わせが間違っていてもエラーではなくデータが表示されていました。GA4だと選択すらできないので混乱する人は多いでしょうね。
- e コマース購入レポート
- 注意書き追加
- 「e コマース購入レポートの一部の指標には、2022 年 9 月 8 日まではデータが入力されていませんでした。2022 年 9 月 8 日より前の日付を含めると、これらの指標のデータに不整合が生じることがあります。」
- コンバージョン経路レポート
- 経路の数 : 最大50件のタッチポイント -> 最大20件のタッチポイント
- トラフィック ソースのディメンションのスコープ
- 「セッション スコープのディメンション」の説明を一部修正。直接訪問の場合は最後に確認された参照元/メディアに関連付けられる。
- 「セッション参照元 / メディアは、セッション単位で割り当てられ、セッションの起点を表します。直接の訪問で開始されたセッションは、そのユーザーの最後に確認された参照元 / メディアに関連付けられます。」
- ランディング ページ レポート
- 閲覧指標に「アクティブユーザー数」追加
- アナリティクスのディメンションと指標
- 「e コマースのスコープ」に関する説明追加。イベントスコープとアイテムスコープが一緒にデータとして送信されていると解釈されるんですね
- 「アイテム スコープの指標」追加
- eコマース系のディメンションと指標が多く追加されているので確認をおすすめします
- イベントの収集に適用される制限
- 「ページの場所の長さ」追加。page locationが最大「1,000 文字」
- 英語ドキュメントだと420文字で12月に他のページ含めて420文字で更新されているから420文字が正しいんじゃないかと思わなくもない...
- データのしきい値
- Googleシグナルを有効から無効に変更しても一定期間、閾値が適用される場合がある
- 「Google シグナルが有効になっていると、ユーザー数を含むレポートには、Google シグナルを無効にした後も一定期間にわたってしきい値の適用が継続される場合があります。 」
- API Dimensions & Metrics
- 以下追加
- continent
- continentId
- testDataFilterId
- screenPageViewsPerUser
- scrolledUsers
- About Data Import
- SFTPまわりのドキュメントが追加
- 「Prerequisites for using SFTP to upload data」
- 「Verify SFTP host-key algorithms; format SFTP-server URL」
- ユニバーサル アナリティクスのサポートは終了します
- Google広告とUA連携について360プロパティの期限延長
- 「2023 年 7 月 1 日以降、ユニバーサル アナリティクスのデータが Google 広告に転送されなくなります(アナリティクス 360 のプロパティは 2024 年 7 月 1 日以降に転送されなくなります)。」
- データの更新頻度とサービスレベル契約の制約
- レポートの SLA の対象外となる機能に「拡張されたデータセット」を追加
- [新規]自動作成された Google アナリティクス 4 プロパティについて
- 2月から自動作成案内が始まりましたがオプトアウトもできますので手順はヘルプを確認してください
■Google Tag Manager
- 同意設定を管理する(ウェブ)
- 「同意設定の検証」項目追加
- 同意がきちんと設定できているかのデバッグ系説明文