Wiredにあった「ウェブ関係者よ、PVの話をするのはもう止めよう」という記事を読んでいて、"PVに関しては何度も話題に上がっては沈んでを繰り返していたりするよね"と思ったりしたわけですが、そんなPVに代わる指標として
さて、2015年中はGoogleが「Moment」概念を広く推し進めていたというのもありますが、その影響か分かりませんが、この「Moment」というやつが「セッション」概念と相性悪くて仕方がないとずっと考えています。
特にスマートフォン。
恥を忍んで書くと今までPCサイト側の解析ばかりでモバイル環境への知見が浅く、昨年からの新環境で全く真逆のモバイル環境(WEB中心)の解析を行うようになり、PCサイトの延長上のようにGAを使ったり概念を適用したりすることが多かったように思います。
もちろんベースとしては良いとは思います。
ゴール概念にしろ、マイクロコンバージョンの概念にしろPCでもモバイルでも基本的には同様に活用しながら解析したり、ユーザベースで様々解析出来ます。
ただタイトルにもしたとおり「セッション」に関しては、日常的に活用しつつも違和感しか感じず、新しい概念を導入すべきなのだろうか?とずっと考えています。
凄く当たり前の話なのですが、WEB上でのユーザ行動、特にMicro-Momentから次のMicro-Momentまでの行動は「ロジカル」なんですよね。セッションとしては1つかもしれませんが。
この辺りは「水平思考の世界 」のセレンディピティ辺りを読んでいて改めて実感。
少し話はそれますが、今のウェブってMicro-Momentを無視したユーザ単位での行動、更にHit的なマイクロ概念のPVからウェブ中の「レコメンド」サービスが生成されているわけです。
まぁボリュームとか統計で云々という話もあるわけですが…
このMicro-Momentという概念は「セッション」概念を崩壊させるのではないかと勝手に考えていたりします。
そう思いつつも、ある一連の行動を抽出した場合、それはロジカルな流れを辿っており、意図したユーザ行動を導き出せていない、または離脱が多いなどのデータからユーザが考えているロジカルな動きとウェブ運営側が考えているロジカルに差が生まれる…。そういう意味では"そんな細かい事気にするな"と思わなくもないわけです。
ちなみにWiredで提示されている指標もスコープレベルはちゃんと認識しておいた方がよいですよ(苦笑
以下は一般例として。微妙なのもありますからね。
「滞在時間」や「スクロール深度」、「エンゲージメント」や「回遊率」「シェア」「読了率」など記事内で用語が色々と出てきています。もう指標として利用し始めているよという方もおられると思います。その記事を読んでいて2015年中感じていた違和感を思い出しましたので、今回はそれについて書きたいと思います。
さて、2015年中はGoogleが「Moment」概念を広く推し進めていたというのもありますが、その影響か分かりませんが、この「Moment」というやつが「セッション」概念と相性悪くて仕方がないとずっと考えています。
特にスマートフォン。
恥を忍んで書くと今までPCサイト側の解析ばかりでモバイル環境への知見が浅く、昨年からの新環境で全く真逆のモバイル環境(WEB中心)の解析を行うようになり、PCサイトの延長上のようにGAを使ったり概念を適用したりすることが多かったように思います。
もちろんベースとしては良いとは思います。
ゴール概念にしろ、マイクロコンバージョンの概念にしろPCでもモバイルでも基本的には同様に活用しながら解析したり、ユーザベースで様々解析出来ます。
ただタイトルにもしたとおり「セッション」に関しては、日常的に活用しつつも違和感しか感じず、新しい概念を導入すべきなのだろうか?とずっと考えています。
- Moment Focusで考えるとブラウザのアクティブ <-> 非アクティブの状態変化でセッションを切るべきなの?それって可能なの?
- Moment Focusで考えた場合のセッションスタート的なMoment Startという概念は成り立つの?数値だとどう見ればいいの?
- GAでutm_nooverrideを使う機会を再考する必要はあるの?
とかとか。
いや、Momentという概念は主に広告側でしょ?と整理してしまうということも出来ないかなと…以下Google先生のリンク
第 1 回: マーケターにとって見逃せない瞬間「Micro-Moments」とその活かし方「(何かを)知りたい」「(どこかに)行きたい」「(何かを)買いたい」などの"~したい"というコンテキストを考慮してMicro-Momentを意識したインパクトのある広告を出す。たしかにモバイルとの相性は良いですよね。
第 2 回: Micro-Moments を活かして認知を獲得し検討を促す
第 3 回: Micro-Moments を活かしてコンバージョンを増やす
第 4 回: Micro-Moments を活かしてリレーションシップを強化する
これ当たり前ですがウェブ上の行動も一緒のはずなんですよね。
もちろん「広告」視点で見ればutm_campaignなどが入れ替わるタイミングでGAはセッションが切れるので別に気にする必要は無いんです。たぶんね。
もちろん「広告」視点で見ればutm_campaignなどが入れ替わるタイミングでGAはセッションが切れるので別に気にする必要は無いんです。たぶんね。
この辺りは「水平思考の世界 」のセレンディピティ辺りを読んでいて改めて実感。
少し話はそれますが、今のウェブってMicro-Momentを無視したユーザ単位での行動、更にHit的なマイクロ概念のPVからウェブ中の「レコメンド」サービスが生成されているわけです。
まぁボリュームとか統計で云々という話もあるわけですが…
このMicro-Momentという概念は「セッション」概念を崩壊させるのではないかと勝手に考えていたりします。
そう思いつつも、ある一連の行動を抽出した場合、それはロジカルな流れを辿っており、意図したユーザ行動を導き出せていない、または離脱が多いなどのデータからユーザが考えているロジカルな動きとウェブ運営側が考えているロジカルに差が生まれる…。そういう意味では"そんな細かい事気にするな"と思わなくもないわけです。
ちなみにWiredで提示されている指標もスコープレベルはちゃんと認識しておいた方がよいですよ(苦笑
以下は一般例として。微妙なのもありますからね。
- エンゲージメント : ユーザ
- 回遊率 : セッション
- 読了率 : セッション
- 滞在時間 : セッション
- スクロール深度 : ヒット
- シェア : ヒット
2015年はそんなことを考えながら良い意味では基本に忠実に、悪い意味では進歩のない1年だったかなと反省しておりますが2016年もよろしくお願い致します m(_ _)m